仕事&マネー ソフトバンク出資の独フィンテックが破産!1兆4千億円の最終赤字となったソフトバンクの状況は…?

ソフトバンクグループの孫会長はアリババ・グループ・ホールディングの取締役を退任

ソフトバンクグループの孫会長は、2005年より続けてきたアリババ・グループ・ホールディングの取締役を退任すると発表。退任は円満なものであり、株式はこれまで通り保有し続けるとしています。

ポジティブな退任のように思える一方で、取締役から株主への転換によって触れられる情報量が減少することを危惧する声も出ています。ソフトバンク側にとってはマイナス要素になるという見方もあるようです。

株価は3月に底をつけて上昇。「あと7、8年は元気に続ける」

日本企業としては、四半期で過去最高赤字を出したソフトバンクグループ。明るい話題としては、孫会長がまだまだ働き続ける方針であることでしょう。報酬は減額したのち全額寄付をしており、今後もしばらくは“報酬なし”で働くと表明しています。

また、一度は大きく下がった株価も3月に大幅に下げた以降は反転。現在は、東京株式市場においてトヨタに次ぎ2位の時価総額となっています。これだけの損失を見込みながら株価が上昇するのですから、会社への信頼が厚いことの証拠といえますね。

コロナ後の展望とソフトバンクの進む道

コロナ後の展望について孫会長は「19世紀にコレラが流行した当時はきれいな水が新しい日常になり、1929年の経済大恐慌では新しい日常として電気と自動車がある社会になった」と語り、コロナ後のデジタルシフト加速を示唆しました。「その流れに沿っているアリババのビジネスモデルは、コロナ後の世界とマッチしている」とも語り、ソフトバンクが保有する資産内でのアリババ株の重要性をあわせて説明しました。

はたして、今後のソフトバンク&アリババビジネスの
展開は……?

取締役からは退任したものの、孫会長が今後もアリババのビジネスを注視していくことは明らか。ソフトバンクがどのようなビジネスを展開していくかにも、少なからず影響を及ぼし続けていくことでしょう。

文/山根ゆずか

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