仕事&マネー 知らないと恥をかく敬語の使い方|「頑張らせていただきます」は正しい!?

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~会話例~

クライアント:いいプレゼンをありがとうございました。このプロジェクト、絶対成功させましょう。期待していますよ。

あなた:ありがとうございます。精一杯務めさせていただきます。

(帰社後のオフィス)

同僚:あ、ちょうど須宇津さんに○○さんからお電話ですよ。

あなた:はい、須宇津です。

取引先業者:先日オーダーいただいた件、ご確認いただけましたか?いかがでしょう。

あなた:方向性はよいのですが、もうすこしソフトなタッチのイラストにしていただきたいのです。

取引先業者:ソフトなタッチですか……お送りしたB案に近いほうで再考してみようと思いますが、いかがでしょうか。

あなた:はい、そうですね!B案はかわいらしくて商品のイメージに近いですし、その方向でご尽力いただけますと助かります!

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ところで、上司や先輩が大きなセミナーの講演に登壇することになった際、あなたはなんと声をかけますか。

「頑張ってください」

きっとそのように言う人が多いでしょう。しかし、すこし軽いため相手によっては変えたほうがよいですね。これは大変難しいですが、「応援しています」あたりがちょうどよさそうです。メールの場合は「成功をお祈りしています」などとしましょう。

もっとも、「頑張ってください」と言える立場であれば、わりと近しい関係だと考えられますから、問題になるのは「頑張ってください」という言葉がもつ「もう少し頑張れるでしょう」といった部分や、相手が「頑張るのはあなたではなく私だ」と思ってしまうかもしれない部分です。そのあたりは、相手の性格も加味しながら、上手に使い分けるとよいでしょう。

ともあれ、「いつも『頑張ります!』と言っているけど、口先だけだな」と思われないよう実行力も伴うことが、敬語と同じくらい重要だといえそうです。

文/近藤とも

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