仕事&マネー 知らないと恥をかく敬語の使い方|「そろそろ帰ります」は正しい!?

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~会話例~

上司:これから××社さんの新しいオフィスに行ってくるよ。

あなた:よろしければわたしもご同行させていただけませんか。

上司:いいよ。いっしょに行きましょう。

――訪問先にて――

あなた:新しいオフィスの開設、おめでとうございます。とても素敵なオフィスですね。

取引先:ありがとうございます。そういえば、先日の○○の件、機転を利かせていただいて本当に助かりました。

あなた:過分なお言葉を頂戴して恐縮です。今後もしっかりサポートさせていただきます。

――談笑しつつ時間が経過――

上司:あ、もうこんな時間ですか、いやあ話がつきませんね。

あなた:そうですね。でも、そろそろお暇させていただきます。

取引先:今日は来てくださってありがとうございました。楽しいお話を伺えました。

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こうして会話を文章にしてみると、なんだか丁寧すぎる気もします。でも会話はその場で流れてゆきますので、それほど気にはならないはず。それよりも、敬語をしっかり使えないことがずっと気にかかり、少しのことでも「流さないぞ」とばかりにあなたの言葉に注意を払っている人がいるかもしれません。ですから、敬語はきちんと使うようにしましょう。

「慇懃無礼(いんぎんぶれい)」という言葉があります。これは、言葉や態度などが丁寧すぎて、かえって嫌味で誠意が感じられなくなるということを表します。
言葉だけを丁寧にしても、態度やしぐさがともなっていなければ、相手にはあなたの心のうちがわかってしまいます。

敬語を使う時には、そのようなとらえ方をされないよう、笑顔で素直な態度で接することを心がけるとよいでしょう。

文/近藤とも

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