仕事&マネー Zoomの株価がすごい!今年4月から3倍に…株価上昇の理由と機能のおさらい

Zoomの株価は今年4月以来3倍に

大手証券も読み切れなかった株価

Yahoo finance Zoom Video Communications, Inc. (ZM)

昨年4月に上場して以来、約一年間で7割近く価格を上げたZoom株。今年4月の時点で、大手証券会社のクレディスイスは、Zoomの株式を「Underperform 」(売り推奨とほぼ同義)に格下げしました。その理由は、Zoomはあくまで“コロナ需要”によりユーザー数や売り上げを増やしているだけで、一時的なものであるというものです。

ただ実際には、クレディスイスが「Zoom株は売り」とした時点から現在まで、Zoomの株価は3倍に上昇しています。

直近の四半期決算も順調

9月1日に発表されたZoomの四半期決算(7月末締め)によれば、売上高は6億ドル以上と、株式市場における予想を大きく上回りました。

Zoomのサブスクリプション を利用する大企業との契約が、売上高アップに貢献。基本プランでは、3人以上の参加者とのミーティングに40分の制限時間がつきますが、サブスクリプションを購入することでそれらの制約を受けずにZoomを利用することが可能です。また、ホストを複数使用したい場合や「Zoomビデオウェビナー」というパネリスト形式のミーティングを行ないたい場合にも、サブスクリプションが必要です。

大手企業の決算は、各証券会社のアナリストなどによって常に数字が予想されています。この予想と実際の数字が近い場合は、多くの場合既に株価に織り込まれている場合が多く、株価は安定しています。一方、今回の決算のように、市場の予想よりも決算の数字が良い場合には、株価が大きく上昇する場合があるのです。

コロナ禍→with コロナで、Zoomの未来も明るい?

Facebook は、コロナ禍において取り入れたリモートワークを、今後も一部の職種において継続していくと発表。コロナ禍においてリモートワークが実現できたことにより、今後も可能な限り継続していくという企業も出てきています。これは大都市に大きなオフィスを構える必要性が減少することで、各企業にとってもコストダウンにつながる可能性があります。

今年のコロナ問題において、Zoomはリモートワークやオンライン授業において非常に使い勝手が良いことが証明されました。Withコロナおよびコロナ終息に向かうであろう今後においても、引き続きZoomの事業と株価に注目です。

文/山根ゆずか

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