仕事&マネー コロナでサグラダファミリアの完成予定が延期に…!コロナ禍の芸術と今後

各国における芸術分野への経済的支援

日本では文化庁が「新型コロナウイルスの影響を受ける文化芸術関係者に対する支援情報窓口」を設け支援を行なっています。例えば、文化芸術活動を行なうフリーランスを含む個人事業主や小規模事業者を対象に、最大150万円の支援をします。活動の規模が大きくなれば、その分受けられる支援の金額も大きくなります。

世界の国々も、自国の芸術を守るための支援を行なっていますが、中でも注目されているのがドイツの支援です。ドイツでは今年3月の時点でグリュッタース文化大臣が「アーティストは生きるために必要不可欠な存在だ」と発言し、話題となりました。零細企業向けに組まれた予算約6兆円を芸術分野にも適用し、国内で活動するアーティストからの強い信頼を勝ち取りました。

ドイツでは、政府だけでなく州単位でも支援を行なっており、世界の中で最もアーティストに対し手厚い支援を行なっている国の一つと言えるでしょう。

価値観の変化が起こる時こそアートの出番

アートは、既存の価値観に疑問を投げかけ、私たちに新しいアイデアをもたらしてくれるものです。コロナ禍においては、リモートワークの可能性が模索されオンライン飲み会が流行るなど、これまでとは異なる価値が生み出されています。

このような時こそ、アーティストが本領発揮するタイミング。多くの人が新しい価値の重要性を感じている今だからこそ、アートを通じてこれまで自分が信じていた価値観に疑問を投げかける良いチャンスですなのです。

現在は、オンラインで芸術鑑賞ができる機会が増えています。アートに触れる機会を増やし重要性を感じたときには、寄付などのサポートを通じて厳しい状況にあるアート業界をサポートしていきたいですね。

文/山根ゆずか

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