仕事&マネー “お金のプロ”が投資したい銘柄って?コロナ禍を乗り切るマインドと投資の心得を聞いた!

自分の資産のなかで最も重要なのは「時間」と「お金」です。そのふたつをどんな風に使うと自分にどのようなリターンがあるのかをじっくり考えていくことが、将来への漠然とした不安をなくす方法です。

つまり自分のことで、かつ、現在から未来の部分で自分の興味をどれだけ集中できるかが重要なんです。自分に関係のない話(例:芸能人のゴシップ)や過去の話(例:彼に振られた、ひどい目にあった)、自分以外のこと(例:恋人が自分を想う気持ち)に時間を費やすよりも、「自分自身の未来のこと」を前向きに考えていきましょう。

相談3.コロナをきっかけにこれまで避けてきた投資を始めたい!毎月いくらから、どんな投資を始めるべき?おすすめの商品は?(医療関係/32歳)

まず、投資を始めるならば1年くらいは働かなくても暮らせる貯蓄があるのが理想。年収350万円の人であれば、300~400万円くらいの貯蓄があると安心ですね。実際に投資を始めるときには給料の1割でもいいので、別口座に振り分けていきましょう。同じ口座内で“別腹感覚”で貯めていたら、絶対に貯まらないから要注意(笑)!

未経験の人が投資を始めるときには、やはり「iDeCo」がおすすめです。税金の優遇も受けられ、少額から始められます。管理そのものに高額な手数料をとる金融機関も多いので、SBI証券や楽天証券といったネット証券を選ぶのが賢明かと思います。一般的な会社員の場合には月約2万円しか投資できないので、その範囲で投資額を決定しましょう。仮に手取りが少ない場合には毎月5000円でもいいんです。あとで投資額を変更することも可能なので、まずはチャレンジしてみてくださいね。

iDeCoを勉強することも、自己投資のひとつ。

iDeCo は運営会社によって取扱ファンドが異なりますし、提示されたものに必ず良いものがあるわけではありません。いいことしか書いていない目論見所(説明書)を読んで、「あ、この商品いいのね」なんて分かった気持ちになるのは危険です!例えばSBI証券のiDeCoであれば、非常にコストの低いインデックスファンドから、特徴のあるアクティブファンドまで幅広い選択肢がありますので、自分の価値観と判断を軸にファンドを決めていきましょう。

私が投資ビギナーにおすすめしているのは、米国株のインデックスであるS&P500に連動するファンドです。なぜならS&P500は世界経済を牽引するアメリカ企業の中から選抜された500社に投資をしていて、ダメになった会社はきっちり外される仕組みがあります。反対に、新陳代謝が全くない日本株のインデックスには個人的にはびた一文投資する気はないんです(笑)。


どの商品を選ぶにしても、「自分で理解できないものは選ばないこと」。ファンドのなかには調べてもなかなかその内容が理解できないものも多いので、そういうファンドは避けた方が無難です。AIや5Gのように、自分が深く理解できていないのに流行りだからといって投資するのも危険です。じっくり自分が投資したいファンドを見極めていきましょう。

手前味噌ですが、例えば私の「おおぶね」というファンドは「長期的に強い企業」に投資するというコンセプトで企業を選び抜いて投資しています。毎月のレポートではしっかりなぜその企業が強いと言えるのか?を手触り感をもって伝えています。実際に企業の経営者にインタビューしたり、工場見学をしたりしながら、投資先を分析した内容を詳細に報告してますので、レポートを読んでもらうと「なぜこの企業に投資したのか、自分が何に投資をしているのか」を詳しく理解できると思います。投資家向けのzoomセミナーを毎月開催しており、全ての質問に私が自ら答えています。

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農林中金<パ―トナーズ>長期厳選投資 おおぶね
投資家向けのzoomセミナーを毎月開催しており、疑問に奥野氏が直接回答してくれます。「分からないことをわかるまで説明する」というスタンスなので、投資ビギナーにも◎。

取材・文/山本杏奈

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