仕事&マネー 働く女子が元本保証で預けるなら、ネット銀行や財形貯蓄の利用がおすすめの理由

財形貯蓄制度

財形貯蓄は、会社員(公務員も含む)として働く人なら誰でも加入できる制度で、給与から天引きにより積み立てされます。パートでも継続雇用が見込まれること、積立期間が一般財形貯蓄なら3年以上、財形住宅貯蓄、財形年金貯蓄なら5年以上であれば積み立て可能です。申込みは勤務先で行います。会社の規模に関わらず導入可能ですが、会社が導入していない場合は申込みできません。

財形貯蓄には引き出し目的に応じて3種類あります。

独身の方なら一般財形がおすすめです。今後の使用目的が限定されていないため、結婚、住宅など使途に関わらず1年経過すれば引き出すことができます。

結婚していて住宅購入などの目的があれば財形住宅が最適です。利子が非課税になり、目的のために確実に貯めることができます。

財形年金は、60歳以降にしか非課税で引き出すことができないため、50歳未満の若いうちから積み立てするのはおすすめできません。

財形貯蓄のメリットとは?

財形住宅貯蓄、財形年金貯蓄は合計貯蓄残高550万円まで非課税

預貯金は、通常20.315%の税金が引かれた後の利息を受取ります。低金利でただでさえ金利が低い上に20%も税金が引かれてしまうため、非課税であるのは大きなメリットです。ただし、一般財形貯蓄は非課税になりません。また、目的用途以外で引き出しするとペナルティとして5年分の非課税になっていた利息に対しての税金を支払う必要があります。

育児休暇で中断してもOK

そもそも一般財形はいつでも中断可能ですが、財形住宅と財形年金は中断が最大2年しかできません。ただ、産前・産後休業または育児休業取得前に中断の手続を行い、復帰後すぐに積み立てを開始すれば非課税での積立を継続できます。

給与天引きだから気づけばたくさん貯まってる!

財形は給与天引きで、簡単には引き出せないため、貯めやすい制度となっています。自分が与えられる毎月の給与などの収入から換算して、消費行動を起こす人が多く天引き後の収入を目安に毎月行動するため、天引きされた財形貯蓄をあてにせず生活するため、いつの間にか貯められるというわけです。

一方で大きなデメリットとして、金利が低いことにあります。例えば、みずほ銀行の財形貯蓄の金利は、一般0.002%、財形住宅0.002%、財形年金0.002%となっています。ただ、会社によっては住宅手当などで財形住宅と財形年金の金利が高くなっていることもあるため、会社の人事部または福利厚生課に問い合わせてみましょう。

文/大堀貴子
フリーライターとしてマネージャンルの記事を得意とする。おおほりFP事務所代表、CFP認定者、第Ⅰ種証券外務員。

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