堅実女子の皆さんは、日々オフィスやいろんな場所で敬語を使うことがありますよね。
意外と間違った使い方をしていたり……この表現は正しいと思いますか?
先輩が難しい仕事をしているのを見て「大変そうですね」
クライアントから難しい注文を受けて苦労している先輩。手伝えることはなさそうなのだけど応援したくて「大変そうですね」と声をかけたのだけど……。
<こたえと解説>
「大変そうですね」という言い方はNGです。
「大変そうですね」と声をかけられた先輩は「大変だよ!」「なんとかしてくれよ!」と思いそうです。ねぎらうつもりがあっても、よけいにプレッシャーを感じそうです。
この場合は
チャレンジしがいがありますね。
とポジティブな表現に言い換えて励ましてみてはいかがでしょうか。
ネガティブな表現をポジティブに言い換えることで、マイナスからプラスに転じさせてみるのは敬語の基本的なテクニックの一つです。
例を挙げてみましょう。
ネガ 無理です
ポジ 難しいです
ネガ 失敗しないように気をつけて
ポジ うまくいくよう応援しています
さて、応援した先輩と話していたら、ちょっと意見が食い違っていました。お互い仕事も終わっていませんし、さっさと話しをまとめて自分の業務に戻りたいもの。そんな時に相手の意見を頭から否定してはいけません。
おっしゃることはよくわかりますが…
と相手の意見をいったん受け止めることが大切です。
同じ意味で
ごもっともとは存じますが
○○の部分は賛成ですが
などの表現を使ってもよいでしょう。
