仕事&マネー 働く女性が自分で老後資金の資産形成をする、おすすめの方法2つ

老後はまだまだ遠い先のこと、なんて思っていませんか?若いうちから考えておくことで、将来苦労しないで済みます。ここでは年金について考えていきましょう。

遠い先のことだけどちゃんと考えておきたい

働く女性の年金額は?

年金は、現役時代に積み立てていた金額が反映されます。

会社で働いていると、毎月の給与やボーナス時に厚生年金保険料が差し引かれており、その保険料は収入に応じて大きくなります。会社員として働いていた方は、国民老齢年金+厚生老齢年金を65歳から受取ることができます。

国民老齢年金の部分は現役時代の収入は関係なくどれだけ毎月保険料をきちんと納めていたかになります。学生時代に国民年金保険料の学生納付特例制度により保険料支払の免除を受けていた場合には、10年以内に追納をしておかないとその分受給額が減ってしまいます。

国民老齢年金は、年々受給額が変わりますが令和2年度の満額の年金受給額は781,700円となり、月額約65,000円となります。また、現在現役世代の方はこの金額が日本社会の高齢化とともに下がる可能性が高くなっています。

一方、厚生老齢年金は、納めていた保険料は収入が高いほど高くなるため、現役世代に収入が高かった方ほど年金受給額も大きくなります。

その結果、男性の年金受給額に較べると女性の年金受給額は低い傾向にあります。

厚生年金保険(第1号・会社員・公務員)の標準報酬月額(令和元年度)

<標準報酬月額の平均>
・男性 357,226円(短時間労働者160,307円)
・女性 246,693円(短時間労働者141,984円)

<標準賞与額1回あたり平均>
・男性 527,450円(短時間労働者120,379円)
・女性 316,599円(短時間労働者62,719円)

上記は保険料金額を決めるときに参考にされる収入の金額で、男性の方が高い傾向にあります。

厚生年金保険(第1号:第1号・会社員・公務員)の老齢年金受給金額(令和元年度)
(国民老齢年金が含まれている)

・男性 65歳以上 171,305円
・女性 65歳以上 108,813円

(参考)平成28年度厚生年金保険・国民年金事業の概況
(https://www.mhlw.go.jp/content/000706195.pdf)

上記のように、女性の厚生年金受給額が男性よりも総じて低くなってしまうのは、結婚・出産を機に仕事をやめたり、短時間労働に切り替えたりということが女性に多いこと、賞与が男性より比較的少ないということ等が挙げられます。

したがって、働く女性が老後に受取れると想定される年金受給額は、時短や育休などで厚生年金の保険料の支払いが減る事象が起こったり、賞与が少なかったりすれば月10万円程度、男性並みにずっと働けば月17万円~20万円程度受け取れることになります。

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