仕事&マネー 知らないと恥をかく敬語の使い方|「お招きありがとうございます」は正しい!?

堅実女子の皆さんは、日々オフィスやいろんな場所で敬語を使うことがありますよね。
意外と間違った使い方をしていたり……この表現は正しいと思いますか?

オンラインセミナーに招かれて……

コロナ禍のために直接の行き来や接待はどこの会社も控えているけれど、オンラインセミナーは増えてきたような気がします。今日も取引先が主催するオンラインセミナーに招待されたので「お招きありがとうございます」と答えたのだけれど……。

取引先からお誘いいただいた時の正しい敬語とは?

<こたえと解説>

「お招きありがとうございます」という答え方はNGです。

この場合の「お招き」は名詞として使われていると考えられます。ですから例えば「お茶しませんか」などの「お茶」と同じと思えばわかりやすいでしょうか。「お茶する」という表現はいま一般的に使われていますが、日本語の使い方としては正しいとは言えません。

「お招き」をどうしたのか、丁寧に伝えたいですね。

ですからこの場合は

お招きいただき、ありがとうございます。

あるいは

お招きにあずかり、ありがとうございます。

としましょう。

「いただく」でもかまいませんが「いただく」は食事の「いただきます」を想像させるとして嫌う人もいますので、より改まった言い方にははりますが「あずかり」が無難だといえます。また、最後に「ありがとうございます」とお礼の言葉を付け加えると、なおよいでしょう。

さて、セミナーは興味があるけれどあまり時間が取れないあなた。資料を見たり後から感想を聞いたりできないものかと、同じように誘われていた先輩に話しかけてみました。

「○○さんは、△△社さんのセミナーに行かれるのですか?」

「行かれる」という表現はできれば避けましょう。ここでは「いらっしゃいますか」とするのがベター。とはいえ、オンラインですから「行く」ことはないかも。「ご聴講」としておきましょう。

「れる」「られる」は敬語の基本的な使い方ではありますが、たとえば「食べられますか」は「食べることができますか」の意味にもとれます。まぎらわしい表現を生みがちな「れる」「られる」を避けるために、さまざまな表現がありますので、覚えておきます。

・見られる → ご覧になる
・言われる → おっしゃる
・読まれる → お読みになる

そのほかにも多くの表現があります。すぐに使えるようにしておくのがおすすめです。

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