仕事&マネー 知らないと恥をかく敬語の使い方|「おわかりいただけたでしょうか」は正しい!?

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~会話例~

上司:おつかれさま。

あなた:おつかれさまです。

上司:例のプロジェクトはどんな感じになってる?

あなた:(現在の進捗を説明して)ご理解いただけたでしょうか。

上司:ありがとう。何とか間に合いそうだね。ところで○○の資料って見せてもらえる?

あなた:かしこまりました。少々お待ちください。(資料を持ってきて)おまたせしました、こちらです。

上司:ありがとう。(資料を読みながら)ちょっとコーヒーでも飲まない?下のスーツコーヒーで買ってきてくれる?須宇津さんも好きなものかっていいよ。

あなた:ありがとうございます。

上司:先にお金を渡しておくね。

あなた:二千円お預かりします。では、行ってまいります。

上司:よろしく。

☆ ☆ ☆

「おわかりいただけたでしょうか」という表現に違和感がないのは「おわかりいただけただろうか」という言葉が広く出回っていることに関係しているかもしれません。

「おわかりいただけただろうか」はかつて心霊番組などで、写真に写りこんだものなどを拡大して表示した際などによく使われていました。心霊番組は減りましたが、現在はネットミーム化して、また見かけるようになりました。

このように、ふだんから見慣れている言葉はつい口にしてしまいやすいので、これが敬語として成立するのかどうかということ、リアルで、ビジネスの場で使ってよい言葉であるかどうかは、しっかり考えておきましょう。

文/近藤とも

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