仕事&マネー 知らないと恥をかく敬語の使い方|「妹が二人います」は正しい!?

堅実女子の皆さんは、日々オフィスやいろんな場所で敬語を使うことがありますよね。
意外と間違った使い方をしていたり……この表現は正しいと思いますか?

きょうだいのことを聞かれて「妹が二人います」

上司と雑談中、きょうだいがいるかを聞かれたので「妹が二人います」と答えたのだけれど……。

「二人います」という言い方じゃダメ……?

<こたえと解説>

「妹がいます」という言い方はNGではありません。

たとえば「妹が二人です」と端折った言い方であったり、「二人いるよ」などといわゆるタメ語だったりすればもちろんNGです。しかし、ここでは「います」と丁寧語にしているのでこれはこれで及第点です。

しかし、さらに丁寧な印象をあたえるためには「います」よりも適した言い方があります。

その場合には

妹が二人おります。

と伝えましょう。
「おります」は「いる」の謙譲語「おる」に丁寧語の「ます」が付いた形です。

また、社外のかたに社内のことを伝える場合にへりくだる表現を使うように、上司に家族の話をする際にも、へりくだった表現を使います。家族は敬意を向ける上司ではなく、自分の側にいるためです。

ただし、
「父はA社に勤めさせていただいております」
などといった表現はNGです。「いただいている」という敬意を向ける相手がその場に存在しないので、過剰な敬語となってしまいます。
「父はA社に勤めております」
とシンプルな表現を使いましょう。

家で「パパ・ママ」「お父さん・お母さん」と呼んでいても、公の場では「父・母」「両親」などと呼ぶことは、入社時の面接などを経て社会人なら身についていると思います。しかし、友人同士で話すときは「うちのお父さんがね」などと呼ぶことはめずらしくありませんし、そちらのほうが自然です。

それでも、やはり上司と話す際には「私のお父さんが〇〇と申しておりました」などとうっかり言わないように注意しましょう。

会社で思わず上司に「お母さん」と話しかけてしまった……!という笑い話を見かけたことがありますが、よほどのことがない限り「お父さん」「お母さん」と会社で口にすることは、常識のない人だと思われる行為です。

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