仕事&マネー 「長時間労働=美徳」という呪縛から、未だに解放されない職場に見られる3つの思い込み

働き方改革の推進や、コロナ禍により、働くことに対する人々の意識もだいぶ変化しつつある昨今。変化に柔軟に対応しようとしている職場もあれば、「時代に合わない」と頭ではわかっていながらも、そのままでいる職場もあります。外出自粛が緩和されるにつれ、もとに戻る職場もあるかもしれません。例えば、未だに長時間労働を美徳とする職場。

ここでは、「長時間働くこと=美徳」という呪縛から未だに解放されない職場に見られる思い込みを挙げていきます。

世間では「働き方改革」と言っているけれど……

1.「長い時間会社に残っている=会社のために働いている」

本当に仕事が多くて終わらない、大変な思いをしている人たちからのSOSに気づけない職場は少なくないもの。上に訴えても「みんな残業しているんだから」と一蹴されるだけで、何も変わらないという人もいるかもしれません。その「みんな」の中には、もちろん全員がそうというわけではないでしょうが、業務時間中に集中したり、工夫をしたりすれば、そんなに長い時間残業をする必要がない人たちも含まれていることがあります。

仕事の内容はともかく、「長い時間会社に残っている=会社のために働いている」とみなしている組織では、長時間労働が美徳とされています。そこでは、本当に大変な思いをしている人も、なんとなく残業をしている人も一括りにされてしまうので、組織の問題の本質がなかなか見えてくることがなく、改善に向けた変化が起こることは期待できません。

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