仕事&マネー 定期預金に回す資金があるのなら、一部を投資する手も!知っておきたい株式の基本ルールとおすすめ高配当株

銀行の定期預金に預けても少しの利息しか受け取れない低金利時代。長期で置いておける資金があるのなら、その一部を高配当の株に投資することを考えてみるのはどうでしょうか?

株式を長期保有すると配当金が毎年受け取れる。

株式とは?どんなときに損をするの?

株式は、企業が資金を集めるために発行したもので、株式に資金を投じた人を「株主」といいます。

企業は、株主から集めた資金で事業を行いますが、銀行からの借入金と異なりその資金を返す必要がなく、銀行預金のような元本保証がありません。その代わり、株主は企業が利益を出していれば、その利益から配当金(現金)や株主優待(企業の自社製品など)などの恩恵を受けることができます。

株式は、証券会社を通して証券取引所で売買されており、株式を購入してもその後時価でいつでも売却することができます。その時価を「株価」といい、株価は発行している企業の業績などによって変動します。

株式を購入するには、まず証券会社で証券口座を開き、その口座に現金を入れてその資金から好きな銘柄を購入します。株価は日々動き、証券取引所が開いている平日9:00~11:30 12:30~15:00の間は刻々と株価が変わります。

<株式の基本ルール>

・元本保証はない
・価格は刻々と変わる(証券取引所が開いている平日9:00~11:30 12:30~15:00)
・売買は証券会社を通して証券取引所で行われる
・株価は企業の業績等で変動する(株価は先の予想によって動くため今の業績ではなく将来の業績予想によって動くことが多い)
・買付価格より低い価格で売却すると損をする(逆に高い価格で売ると売却益となる)
・保有期間中に配当金、株主優待が受け取れる
・基本は100株単位での取引になるが1株単位で買うこともできる証券会社もある

株式で損をしてしまうのは、まず倒産をしたときです。倒産をすると証券取引所で取引できなくなり、株式の価値は0となります。株式は企業に返済義務はないため当然お金は返ってきません。ただ、証券取引所で売買できる株は上場株といいますが、上場を維持するには業績や規模など厳しい基準があり、倒産などによって上場廃止となるのはかなり稀です。

倒産は稀ですが、株式の株価は日々変動するため、買ったときの株価が、売却するときの株価より下がれば損をします。例えば、1,000円で買った株を800円で売れば損をすることになります。逆に買ったときの株価より下の株価で売らなければ損をしないわけです。

したがって、高い配当金を受取って長期で株式に投資するなら、倒産しないような堅実な会社で、利益を安定的に出し、高成長とはいわないまでも将来も利益を上げていける企業を選べば、株式の価値が0になってしまうことはなく、最悪株価が下がってもいずれ株価も回復する可能性があるといえます。

そのためには、株式に投資する資金は生活費に充てなくてもよい資金で、1、2年後には必ず使う必要がない資金で行うことが重要です。必要な資金で投資をしてしまうと、いざ必要なときに株価が下がり売却してしまうと損をしてしまうおそれがあり、株価の回復を待つことができないからです。

株式の配当金の仕組み

配当金や株主優待は株主であればいつでも受け取れるわけではなく、企業は権利日に株主となっている人に対して行います。

例えば、4月末を株主優待、配当金を受け取れる権利日としている企業は4月30日に株主になっているとその権利を得られます。ただし、株式は購入するとすぐに株主になれるわけではなく、引渡に、つまり株主になるまでに3営業日かかります(土日祝日は数えない)。

そのため4月30日に株主になるには、4月27日の15:00までの株式を購入する必要があります。株式を売らずにずっと保有している場合はこのような権利日は気にすることなく、年1、2回配当金が受け取れます。

堅実女子におすすめの高配当株

配当金は、企業の利益から出されるため、企業が赤字で利益が出ていなかったり、借入が多く財務状況が悪かったりすると配当金ができないことがあります。

そのため、長期で高い配当金を受取るためには、安定的に利益を稼ぎ、配当に力を入れている企業に投資するのがおすすめです。

高い配当金を出すかどうかは、配当利回りを目安にすることはできます。

配当利回りは配当金÷株価×100で出します。これは投資資金に対して年間いくら配当金を受け取れるかを表します。ただし、株価は日々変わり、配当金も業績により毎年変わることもあります。

なお、おすすめの高配当株の配当利回りは2021年4月6日終値と配当金予想から算出しています。

①武田薬品工業(銘柄コード:4502)配当利回り4.62%

国内首位の製薬会社。2018年にシャイアー社(アイルランド)を約6.2兆円で買収したことで有利子負債が急増したものの、中核事業以外の売却等により負債圧縮、シャイアーとの統合効果の実現を進めている。4月6日に新型コロナウィルス感染症治療薬の開発を断念したことが伝わり、直近下がっている。

②ソフトバンク(9434)配当利回り6.3%

2018年12月に上場した「ソフトバンク」「ワイモバイル」を展開する携帯会社。ファンド運用を行うソフトバンクグループが親会社、子会社にZホールディングスを抱える。Zホールディングスは、ヤフー事業、LINE、PayPay決済事業などがあり成長性も期待できそう。

③日本郵政(6178)配当利回り5.29%

日本郵便、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の持株会社。インターネットショッピングの拡大で運送業務が拡大。発行株式の過半は財務大臣保有で国の規制の影響を受けやすい。

低金利により銀行預金だけではお金は中々増えません。長期で置いておける資金があるなら、上記のような高配当の株においておき、配当金を毎年受取るのもおすすめです。

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文/大堀貴子
フリーライターとしてマネージャンルの記事を得意とする。おおほりFP事務所代表、CFP認定者、第Ⅰ種証券外務員。@DIMEでは主に投資関連の記事を執筆中。