仕事&マネー 新人が電話をとるべき慣習に意味はあるのかないのか

転職や異動で4月から職場が変わった人たちは、そろそろ仕事や人間関係に慣れてきた頃でしょうか。

そんな中、新しい職場に慣習として「新人が電話をとるべき」雰囲気があることに、戸惑っている人もいるようです。

社内外問わず、メールやチャットでのやり取りが増えたり、テレワークが普及したりと、環境は変化しつつあります。しかしながら、“テルハラ”(※)という言葉も生まれているくらいですから、今も悩んでいる人が少なくないのでしょう。
※電話代行サービス「fondesk(フォンデスク)」が命名。

今回は、新人が電話をとるべき慣習に意味はあるのかないのか、を考えるために、双方の見方を挙げていきます。

新人が電話をとるべき慣習に意味がある理由

仕事や組織の大枠を理解できるようになる

職場や仕事内容によっても異なりますが、電話をとることで、仕事や組織に対する理解を深められることが期待できます。まだ仕事に慣れていないうちは、自分が携わっている仕事、つまり全体の中の一部しか見えていないことが多いもの。社内外からくる電話をとることで、「この分野はAさんが詳しい」「この問題の解決策はBさんに聞こう」など、大枠を掴むことができます。

ビジネススキルを高められる

言付けを預かった場合、相手側の発言を正確に簡潔に伝えたり、クレーム対応をしたり。特に社会人経験の浅い人なら、電話をとることでビジネススキルを高められるでしょう。

メールやチャットが主なツールである昨今、電話対応の練習は要らないという人もいるかもしれません。確かに社内外問わず「電話よりもメールやチャットが便利」であるケースは増えていますが、大事な交渉や会議は、対面もしくはオンラインで会話をしながら行うのがほとんどでしょう。電話対応を避けてきた人が、そのような場に立ったとき、力を発揮することができるのでしょうか。

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