堅実女子のみなさんはクレジットカードについている【クラブオフ】というサービスを知っていますか。
クレジットカードは今、ポイント高還元が盛り上がりをみせ、優待サービスが付帯されているクレジットカードが年々少なくなってきているのが現状です。
クラブオフは国内旅行での宿泊料金が1泊500円(最大90%オフ)といったお得なものから、レジャー入場料や映画館の鑑賞料割引、テイクアウト割引もあるお得すぎるサービスなので、そもそもお出かけが多い方や、これから少しずつお出かけしようと思っている方には今一度、自分のクレジットカードにクラブオフがついているかチェックしてみましょう。
付帯されているクレジットカードは少ないので、ついていたらラッキー! です。

今回はクレジットカードについているお得な優待サービス「クラブオフ」について紹介していきます。
クラブオフとは? どんなところで使えるのかをチェック
クラブオフとは入会した会員だけが使える特典サービスで、国内外の約20万か所で割引や優待を使うことができます。
クレジットカードについている方はスタンダード会員として登録費や維持費はかからずに利用でき、さらにお得な優待を受けたい方はVIP会員(月額525円)への登録も可能になっています。最大90%OFFのサービスもありますが、まずはどんな割引や優待があるのか、一例をあげて見ていきましょう。
<クラブオフの割引や優待例>
〇国内旅行 ホテル宿泊
・ホテルエミオン東京ベイ(舞浜・浦安)/1泊2,040円(食事なし)から
・リザンシーパーク谷茶ベイ(沖縄恩納村)/1泊4,740円(朝食付き)から
・センチュリーロイヤルホテル(札幌)/1泊4,800円(朝食付き)から
ホテルエミオン東京ベイは浦安市にありながらも天然温泉を完備したホテルで、東京ディズニーリゾート・パートナーホテルにもなっています。ホテル内には東京ディズニーリゾート公式ショップもあるので、買い忘れ時やゆっくりと買いたい方には助かります。
そのほかにも北海道から沖縄までクラブオフ優待で宿泊できるホテルが多数あるため、旅行好きな方は利用して損はありません。

〇映画
・イオンシネマ
・ユナイテッドシネマ
・MOVIX&松竹系映画館
・109シマネズ&ムービル
など鑑賞料が1,300円から! 約500円のお得!
〇ショッピング
・ニトリ(会員のみ公開)
・ビックカメラ/お会計3%OFF
〇グルメ
・牛角/お会計より500円OFF
・dills/お食事注文の方のみワンドリンクサービス
・コメダ珈琲店/たっぷりサイズご注文時に通常サイズ価格で提供
・安楽亭/食べ放題コース10%OFFほか
・柿屋鮨/ご注文合計金額10%OFF
〇テイクアウト
・ドミノピザ/15%OFF
・ピザーラ/最大500円引き
・ナポリの窯/15%OFF
〇ガソリンスタンド
・エッソ、モービル、ゼネラル/ガソリン・軽油1円から3円(1L)引き
〇レジャー
・八景島シーパラダイス
アクアリゾーツパス(水族館4施設パス)
大人・高校生 3,000円 → 2,400円
小・中学生 1,750円 → 1,250円
幼児(4才以上) 850円 → 550円
シニア(65歳以上) 2,450円 → 1,950円
※4才未満無料
・那須ハイランドパーク
入園券 3歳以上 800円~1,600円 → 500円
・サンリオピューロランド
パスポートチケット/1,500円から
そのほか、毎週木曜日はクラブオフの日として最大90%OFF! おひとり様500円で宿泊できるワンプライスキャンペーンをVIP会員専用として行っています。

探せばお出かけをしようと思っている先で使えるものもあれば、自宅でたまにのんびりと過ごしたいというテイクアウトにも使えるので、事前にチェックしておくとその時に思い出して使えるでしょう。
クラブオフがついているクレジットカードは希少
映画、旅行やレジャーが好きな方にとってクラブオフの優待はとても魅力的なものです。ただこれほどの優待が揃っているがゆえに、付帯となっているクレジットカードは年々少なくなっています。
もしクラブオフに興味があり、年に1回でも利用していこうと思っているなら、下記の4枚のクレジットカードを検討してみてください。また逆にその4枚のうち1枚でも所有しているならお休みの日にでも早速使ってみましょう。
(1)ベネッセ・イオンカード
こどもちゃれんじや進研ゼミの受講費支払い手数料が無料のほか、ベネッセポイントとイオンのときめきポイントの両方を貯めることができるクレジットカードです。
そのほかにもイオングループ対象店舗での利用でときめきポイント2倍、毎月20日と30日はお客様感謝デーとしてお買い物代金が5%OFFになる特典もあります。
子育てと教育に興味があり、イオンを日ごろから利用している方におすすめです。年会費は無料なので所有しやすいのも魅力です。
(2)Mastercard N-Value
年会費2,200円のクレジットカードですが、クラブオフのほかにもセブンイレブン利用でポイント3倍、年間利用額により翌年度のポイントが最大1.3倍、海外・国内旅行保険付きとゴールドカード並みの特典と補償が魅力の1枚です。
三井住友銀行のATM手数料が無料になる以外にもパッケージツアー割引サービスもあるので、旅行予約もお得に。
ブラックカードを思わせるデザインも好評です。
(3)rebonカード
年会費は初年度無料、翌年度以降は1,650円ですが、毎年1回でも利用があれば翌年度の年会費は無料となるクレジットカードです。
知名度はほかの3枚と比べて低いですが、クラブオフのほかに海外・国内旅行保険、ポイントも1,000円で5ポイント付与(500ポイントから移行可能)と所有のしやすさが魅力です。
特に海外旅行は事前の申し込み制ですが、損保保険と変わらない補償額なので充実したものとなっています。
実質年会費無料で旅行保険が充実しているクレジットカードはまれなので、今後いつでも旅行へ行けるように体制を整えておきたい方にもおすすめです。
(4)majica donpen card(マジカドンペンカード)
総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」のクレジットカードで、持ち続けやすい年会費無料なのが良いところです。クラブオフの優待サービスのほかには、ドン・キホーテで貯められて使えるmajicaポイント付与、. majica donpen cardの提示で1,001円以上の会計時に1の位の端数を5か0にしてくれる円満快計、家電製品やブランド品を会員価格で購入できるものがあります。
そのほかにも年間の利用額によってポイントが最高5%還元になるランク特典や雨天時に傘を無料で提供してくれる、サンプル商品の提供、有料駐車場の無料利用、案内専用PHSを貸してくれるコンシェルジュフォン、majica残高範囲内で希望商品を届けてくれるご贔屓コールサービス、家電購入時に不用家電の無料引き取り、1年保証の家電製品を無料でさらに1年間追加補償など、会員限定サービスが手厚いのが特徴です。
ドン・キホーテを利用する方であれば所有しておいて損はないでしょう。
クラブオフの特典がついているクレジットカードは年々少なくなり、筆者が知るだけでも4枚となってきました。中にはゴールドカード以上で付帯となっているものもありますが、堅実女子のみなさんであれば一般カードでも上手に活用していけることでしょう。
家でピザやパスタといったテイクアウトを楽しみたいときにも利用できますが、これから暖かい季節を迎え、外出が少しずつ認められてくるようになったときにはクラブオフの活用をぜひしてみてください。
クラブオフ以外にもどのクレジットカードにもサービスはついているので、今の状況の中でこれは使えるのか、使えないのかと一度見直してみると良いでしょう。クレジットカードをただの決済アイテムと思わず、付帯サービスを使ってみては。
文/クレジットカード研究Lab 編集責任者 志田愛仁(https://card-lab.com/profile/)
運営会社 バリューファースト(https://valuefirst.co.jp/)
雑誌編集者を経て、紙媒体とWEBの両方でライターを経験してきたバリューファーストの編集責任者。取材などで集めたクレジットカード情報やお得な使い方を伝えていきます。