仕事&マネー 優秀な人ほど早く会社を辞める理由と、退職前に見られる兆候

「せっかく採用したのに、優秀な人ほど、すぐ辞めてしまうので困っている…」と、悩んでいる職場も少なくないのでは?

優秀な人というのは、その能力の高さから、どんな組織に行っても、高い成果を出せると期待されています。そのため、他の企業から見ても、即戦力として求められる人材なのです。ストレスを抱えてまで、今の企業にしがみつく理由がないので、活躍や成長を見込めないとなれば、退職の道を選ぶでしょう。

ここでは、優秀な人が退職を考える理由と、その際に見られる兆候を挙げていきます。

早期退職は、組織側に問題があることも…。

優秀な人が早期退職する3つの理由

1.上司がマウンティング気質

組織で働く以上、評価者である上司との関係は無視できないもの。その人の能力を正当に評価してくれる上司なら問題ありませんが、中には、自分よりも優秀な部下の存在を快く思わない人もいます。このような上司の下についてしまったら、どんなに高い能力を持っていても、評価されることは期待できないでしょう。

2.足を引っ張り合う職場の雰囲気

組織にはさまざまな人がいます。他人の活躍を見て、素直にすごいと思ったり、それを刺激に自分も成長しようと思ったりする人もいれば、その人の足を引っ張ることで、自分が上に行こうとする人もいるかもしれません。

要らぬゴタゴタに巻き込まれたり、身に覚えのないミスをなすりつけられたり。それらを冷静に公平に判断しようとする職場の雰囲気でなければ、「出る杭は打たれる」の言葉通りになるのでしょう。

3.キャリアアップを望めない

今の仕事を続けていっても、キャリアを描けない。もしくは、周りの先輩たちの姿を見ると、数年後の自分が明確にわかりすぎてしまう。例えば、「中途採用の社員は、なかなか昇進できない」「このポジションで大幅な昇給は期待できない」といった暗黙のルールがある場合。キャリアアップを望む人なら、ある程度で見切りをつけ、転職することになるのではないでしょうか。

退職する人に見られる5つの兆候

1.愚痴を言わなくなった

これまで仕事内容や人間関係の愚痴をしょっちゅう口にしていたのに、最近言わなくなった…。このような態度を取り始めたのは、退職をすることで、その人の頭を悩ませていた問題から解放されるからかもしれません。特に社内で何かあったように見えないけれど、いきなり愚痴を言わなくなったなら、退職を考えている可能性があります。

2.会議で積極的に発言しなくなる

退職が決まると、転職先の方に意識が向いて、心はもうここにあらずの人もいます。今までは、顧客やチームのために、会議などで積極的に発言していた人が、急に発言を控えるようになったら、退職を予定しているのかもしれません。

3.単独行動が増える

いつもランチはみんなで食べていたのに、最近なんだかよそよそしい…。理由を聞いても、はぐらかされてしまう。もともと仲間で行動するのが好きだった人が、いきなり単独行動し始めたら、もしかしたら退職することをなかなか言えないもどかしさを感じているのかもしれません。他にも、転職活動中で、求人をチェックしたり、履歴書や職歴書を作成したり。もしくは「このままではダメだ!」とスキルアップの勉強に励んでいることも考えられます。

4.身なりを整え始める

いつもカジュアルな服装なのに、ジャケットを羽織ってきたり、ヘアスタイルやメイクがビジネス向けだったり。オンライン会議もしかしたら転職活動中で、面接の予定があるのかもしれません。

5.急な早退や欠席が増える

在職中の転職活動。面接が平日の日中に入ることもあるでしょう。早く選考を進めたい企業の場合、「次の面接は今週中」など、いきなり設定されることだってあります。前々から予定されていたわけでない、急な早退や欠席が増えたら、転職活動中の可能性があります。

優秀な人の早期退職を防ぐために

優秀な人材の早期退職に悩む職場は、先に述べた「優秀な人が早期退職する3つの理由」に当てはまることがないか、参考にしてみてください。そして、退職の兆候が見え始めたら、何か抱えていることがないか、声をかけてみてはいかがでしょうか。

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