仕事&マネー こんな貯蓄方法があります!「財形貯蓄制度」で先取り貯蓄のすすめ

将来のためにお金を貯めたいのになかなか貯められない…….そんな方におすすめの貯蓄方法が「財形貯蓄制度」です。

「財形貯蓄制度」ってなんだろう?と思った方もいらっしゃいますよね?

財形貯蓄制度は、会社が銀行や生命保険会社などと提携して、従業員の資産作りを支援する制度のことをいいます。

通常、自分で貯金をする場合には、貯金用の通帳を作って振り込んだり、家計簿をつけて管理したりしますが、財形貯蓄制度は、貯蓄分の金額が給料から天引きされるため、引き出しにくくお金が貯まりやすいしくみとなっています。

では、実際に財形貯蓄制度とはどのような制度で、どのようなメリットがあるのか、この記事の中で詳しく解説していきます。

便利な制度を活用すれば貯金成功も夢じゃない!

財形貯蓄制度のしくみ

まずは、財形貯蓄制度のしくみをみていきましょう。

財形貯蓄制度とは

財形貯蓄制度とは、会社に雇用されて働く人たちの資産形成を支援するために作られた国の運営する制度です。

財形貯蓄制度を利用すると、毎月またはボーナス時期に給料から積み立て分のお金が天引きされ、会社が提携している金融機関で管理されます。

財形貯蓄制度の申込みや解約、引き出しなどの手続きは、会社を通して行われることから、お金の管理にズボラでも、しっかりと貯金していける魅力があります。

財形貯蓄制度の3つの貯蓄方法

財形貯蓄制度は、大きく分けて3種類の制度から成っており、それぞれ貯蓄の目的や積み立て年数が異なります。

まず、「一般財形貯蓄」は、3種類の中でも一番自由度が高く、どんな目的でも利用ができ、払い戻し時期に関しても特に決まりはありません。

例えば、将来のライフステージの変化に備えてとりあえず貯金をしたい、というように目的がおおざっぱであってもOKです。

一方で、財形住宅貯蓄と財形年金貯蓄は、それぞれ貯蓄の目的が決まっています。

財形住宅貯蓄」は、住宅の購入やリフォーム費用を備えるために設けられている貯蓄制度で、以下の用途に使うことが前提となっています。

・床面積50㎡以上で本人が住む予定である新築住宅の建設・購入
・耐震基準を満たしている、または20年以内の中古住宅の購入
・ 床面積50㎡以上で、工事費用が75万円以上のリフォーム

なお、払い戻しは、住宅を購入する前後で2回までとなっています。

また、「財形年金貯蓄」は、老後の資金を備えるために設けられた貯蓄制度で、満60歳以降に年金として払い戻しがされます。

このように、財形住宅貯蓄と財形年金貯蓄は、貯蓄目的がはっきりと定められており、払い戻しにも条件があるため、貯蓄の目的が明確でない方やある程度自由に払い戻しを受けたい方などは一般財形貯蓄を選択するとよいでしょう。

財形貯蓄制度の途中解約について

ここまで、財形貯蓄制度の特徴や内容についてみてきましたが、万が一途中解約したい場合に、お金が戻ってくるのか心配になった方もいることでしょう。

財形貯蓄制度の途中解約は可能で、預けたお金は、普通預金口座に払い戻しがされるのが一般的です。その際に、手数料が発生する場合があるので、解約時にかかる費用を事前に確認しておくと安心でしょう

また、銀行によって積み立て開始1年後からなど、払い戻し期間が定められているケースがあるのでそちらも事前に聞いておくことをおすすめします。

転職・退職した場合

会社で財形貯蓄制度を利用していて、退職することになった場合は、解約または移行手続きをします。

もし、転職先の会社の福利厚生に財形貯蓄制度があり、提携している銀行や生命保険会社が異なる場合は、「転職等による財形貯蓄継続適用申告書」という書類を転職先の会社に提出します。

また、転職先の会社が以前の会社と同じ銀行または生命保険会社と提携している場合は、「勤務先異動申告書」を新しい会社に提出すれば手続きは完了です。

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