仕事&マネー 単利と複利ってなに? 投資信託を始めたい人は知っておくべき金利の話

「金利ってよくわからないけれど、今さら人に聞けなくて…」「投資をはじめたいけれど複利が何か、よくわからない」…そんな金利に関してのお悩みをお持ちではないですか?

金利と聞くと高いか低いかに目がいきやすいのですが、しくみを理解すると、お金の貸し借りや投資のしくみも理解しやすくなります。

この記事では、金利の基本知識と単利・複利の特徴について解説していきます。

特に単利と複利は難しいイメージがありますが、超基本的なところを解説していきますので、はじめてこの言葉を聞いたという方や、金利についてよくわからない方なども、ここから金利の理解を深めていく一歩を踏み出していきましょう。

しくみを知って金利を味方にしよう!

金利とは?

金利は、世の中の経済を回すためにとても大切な役割をもっており、お金の貸し借りでは必ずついてきます。

多くの方は金利の高さはよくチェックをすると思いますが、しくみを知っていると、より上手に金利を活用していくことができるので、一度金利の基本をおさらいしておきましょう。

そもそも金利ってなに?

金利とは、お金の借りる際にかかる手数料(貸借料)のことをいいます。

金利と似た言葉に、利息がありますが、利息は、お金を貸した側が受け取る手数料(貸借料)のことを指します。

少し混乱しやすいところですので、まとめて確認しておきましょう。

金利または利息のどちらで表現するのかは、それぞれの銀行やクレジットカード会社によって異なりますが、意味合いは同じであるので、どれもお金の貸し借りにかかる手数料(貸借料)のことを言っているのだと理解しておいてよいでしょう。

金利は景気によって変動する

金利は常に一定ではなく、景気の良し悪しによって変動するしくみとなっています。

例えば、景気が悪い場合は、お財布のひもが固くなり、お金を借りたり、ローンを組んだりする人が減る傾向にあります。そうすると、経済が回らなくなってしまうため、金利を下げてローンなどを組みやすくするのです。

一方、景気がよい場合は、お金の回りがよくなりローンを組む人なども増加傾向にあるため、金利を上げることで、貸し手の利益が上がりすぎないように調整します。

このように景気によって金利を上げ下げすることで経済は調整されています。

また、2021年現在は、低金利時代であり、銀行の普通預金の金利は0.001%前後、定期預金の金利は0.002%と非常に低い水準となっています。

このような状況から銀行にお金を預けていても増えないと判断し、NISAなど初心者でもチャレンジしやすい投資信託を始める方が増えてきています。

投資信託では特に、次の章で紹介する単利と複利の理解がとても重要となってくるので、まずは単利と複利の基本的な知識を一緒にチェックしていきましょう。

単利と複利ってなに?

金利のつき方には単利と複利の2種類がありますので、それぞれの特徴をみていきましょう。

単利のしくみ

単利は、預けたお金(元金)のみに金利がかかるしくみとなっています。

例えば、銀行に100万円を金利1%で3年間預けた場合、3万円分が上乗せされて、貯金は103万円になります。

このように、預けたお金(元金)にのみ金利がかかるものを単利といいます。

複利のしくみ

複利は、預けたお金(元金)と金利を足した金額に、さらに金利がつくしくみとなっています。

単利の例えと同様に、銀行に100万円を金利1%で3年間預けた場合の金利を以下の図でみてみましょう。

単利では、100万円で1%の金利がつくと、3年後には+3万円となっていましたが、複利の場合は、3年後には3万301円をプラスで受け取ることができます。

このように金利が元金に組み込まれることで、年々雪ダルマ式に金利が増えて、利息がアップするのが複利の特徴です。

今回は金利1%を例に挙げましたが、2%、3%、4%、5%と金利が上がれば上がる程、複利の効果は高くなります。これが投資をする際に大事な要素となるのです。

また、預ける期間が長ければ長いほど、金利は大きくなっていくため、複利の特徴を活かして投資信託などでお金を増やす場合には、なるべく若いうちにはじめるに越したことはないでしょう。

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