仕事&マネー 30代~40代の女性に向いているのは?「がん保険」選び5つのポイント

代表的な女性特有のがんには、乳がんや子宮がん、卵巣がんなどが挙げられますが、それらのがんは働き盛りの20代~40代でもかかるリスクがあります。このようなリスクに備えて医療保険やがん保険の加入を考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、ネット上には多くのがん保険が掲載されており、どれがよいのか迷ってしまうことでしょう。

この記事では、がん保険の内容やしくみ、がん保険を選ぶ際のチェックポイントについて紹介しています。保険選びで後悔をしないためにも、がん保険のしくみと選びのポイントを知って、ご自身に合った保険を探してみましょう。

どのがん保険がよいのか迷いますよね。

がん保険とは?

まずは、がん保険の特徴としくみについてみていきましょう。

がん保険の特徴

がん保険は、保障の対象をがんに特定をした保険商品です。

基本的には、入院給付金、通院給付金、手術給付金が主な保障内容となっています。

しかし、がんの治療は、多くの場合は化学療法や放射線療法が用いられるため、それらの治療に対しての給付金を設けた保険商品も増えています。

また、がんは他の病気よりも長期の治療や入院が必要となることが多いことから、ほとんどの場合は支払い日数が無制限になっています。

さらに、がんの診断が下りた時点で、一時金としてまとまったお金を受け取れるケースもあるため、がん保険に加入していると、万が一がんに罹った際の経済的な負担を抑えることができるでしょう。

がん保険の商品タイプ

がん保険の商品は、大きく分けて4つのタイプに分けられます。

1. 診断給付金タイプ

診断給付金タイプのがん保険は、がんの診断が下ったときに、まとまったお金が給付される保険です。

入院給付金などの保障はないため、治療や入院の前にまとまったお金を受け取りたい方などに向いています。

2. 入院給付金タイプ

入院給付金タイプは、入院日額をベースにして、診断給付金や通院給付金などがセットになっている保険です。

さらに、さまざまな特約が用意されており、個人に合ったカスタマイズができる特徴があります。

入院・通院・手術など、総合的に保障があるがん保険を望んでいる方に、入院給付金タイプは適しているでしょう。

3. 実損てん補タイプ

実損てん補タイプは、自己負担となった治療費や家族の付き添い費用など、実際にかかった金額分の給付金をうけられる保険です。

保険診療だけでなく自由診療なども対象としている保険商品もあるため、先進医療を受けたいと考えている方などに向いています。

4. 収入保障タイプ

収入保障タイプは、がんに罹って働けなくなったときの収入を保障してくれる保険です。

入院中だけでなく、在宅療養中も対象となり、保険期間中は毎月給付金を受け取れます。

万が一、がんに罹って働けなくなったときの生活費や治療費などに備えておきたい方には収入保障タイプが適しているでしょう。

30代~40代の女性向け がん保険選びの5つのチェックポイント

がん保険は、主にがんに対しての保障が充実している保険ですが、中には、対応していない病気やがんなどもあるため、どのような病気が保障されるのかをしっかりチェックすることが大切です。

また、がんは入院だけでなく通院で治療するケースも多いため、通院の保障がでるのか、などもみておきたいポイントでしょう。

次は、このようながん保険選びの5つのチェックポイントを紹介していきますので、ご自身に合った保険を見極める参考にしてみてください。

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1. 治療の保障が手厚いか

一般的ながん保険では、化学療法、放射線療法、手術療法の保障があることがほとんどですが、給付金の金額や回数は異なります。

特に、がんの治療は長期に渡ることも多いため、なるべく手厚い保障を備えておきたい方などは、がん保険選びの際に、がん治療の給付金額と回数をチェックしておくと安心です。

また、乳房再建術の給付に関しても、保険商品によっては保障がないものもあるので注意が必要です。

2. 上皮内新生物のがんの保障があるか

女性特有のがんの中には、内臓を覆う粘膜である上皮からがんが発生するものがあります。乳がんや子宮がん、卵巣がんなどは上皮内新生物と診断されるケースが多いということが挙げられます

上皮にとどまっている間は、初期の段階のため、保険会社によっては、上皮内生物のがんに関しては、保障がなかったり、保障額が少なかったりすることがあります。

初期の段階とはいえ、放置しておけば悪化してしまう上、治療費も安いものではありません。

乳がんや子宮がん、卵巣がんなどのリスクに備えたい方は、保険選びの際に、上皮内新生物の保障があるのかチェックするようにしましょう。

3. 一時金給付がいくら何回出るか

がん保険には、診断給付金という、がんの診断が下ったときにまとまったお金を給付する保障があります。

診断給付金は一時金とも呼ばれ、保険会社によって金額や給付回数が異なります。

例えば、「給付金額が100万円で年に1回のみで通算5回まで」「給付金額が50万円で年に2回までで回数は無制限」などと条件がついていることがほとんどです。

一度目の治療で完治をすれば問題はありませんが、がんは再発や長期間の治療になる可能性もあります。

長い目で見て、一時金の保障を何回も受けたいと希望する方は、がん保険を選ぶ際に一時金の金額と何回給付が可能なのかをチェックしましょう。

4. 通院治療の給付が出る

がん保険は、基本的に入院給付・手術給付・通院給付の保障が軸となっていますが、通院給付が特約となっているケースがあります。

昨今は、がんの治療を通院で行うことが多く、入院期間が短い傾向であることから、がん保険では通院給付があるかをチェックしておくと安心です。

5. 最新医療の保障がある

一般的ながんの治療費は、公的な医療保険の対象であるため、自己負担は3割で済みます。しかし、最新の医療に関しては、全額自己負担となります。

昨今は、がん治療においても研究が進み、早期発見・治療が可能となってきました。

万が一、がんに罹ったときに、少しでも最先端の医療を受けたい方などは、最新医療の保障があるかをチェックしてみてください。

まとめ

がんの治療は、長くかかることがあり、その分医療費も高額になりがちです。がん保険は、がんの治療に必要な保障が充実しており、万が一のときの経済的な助けとなります。

しかし、保障される病気や治療、給付金の金額、回数などは保険商品によって異なります。

ご自身に合った保険選びができるように、どのような病気にどのような保障を備えておきたいのか、を明確にして、それに見合った保障や給付がある保険を選ぶようにしましょう。

文 / 小林 愛加