仕事&マネー 海外ビジネスを増やす会社の方針もあって、新興国の担当になりました。毎年5%とか7%とか経済の成長率がすごいらしいのですが正直ピンとこないので、数字の話しについていくのが難しいです。エリコ・Kさん(32歳・メーカー勤務)

A経済の成長率がカンタンにピンとくる「法則」があります♪

中国、ASEAN、南米、中東、そしてアフリカ…。これから成長する新興国に進出しなくては!と考える日本の会社が増えています。

 新興国についてのニュースや資料で「GDPが毎年10%のペースで成長」とか「年7%の成長に下方修正」という文字を目にしますよね。GDPとはその国の経済の大きさのこと。新興国は経済がぐんぐん成長しているので、その成長を毎年何%ずつGDPが増えたかで表現しているんです。

 でも具体的にどれくらいの成長なのか、いまいちピンとこないですよね。実はこの経済の成長率がピンとわかる、カンタンな方法があるんです。それは・・・

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毎年何%ずつの成長率を何年間つづけると、経済の大きさが2倍になるかが分かる法則です。なんと経済の大きさが2倍になるのは、成長率と年数のかけ算が「72」になるときなんです!

 例えば経済の成長率が毎年平均10%の場合は、10(%)×7.2(年)=72。7年間でほぼ2倍になります。成長率が8%だと、8(%)×9(年)=72。経済が2倍になるには9年かかる…という風に、カンタンに2倍になる成長率と年数が分かるんです。

 少し前の中国は、年10%や8%くらいの成長率でした。そのころは7年間や9年間で、経済が倍になるペースだったんですね!

 最近の中国の成長率は7%台。

7(%)×10(年)でおおよそ72

10年で倍になるペースに落ち着いてきてるのが分かります。

 ASEANは最近は年6%くらいの成長率。

6(%)×12(年)=72

12年ほどで経済が倍になるペースの成長です。

 アフリカやインドの成長率は年5%ですから、

5(%)×14(年)でほぼ72

約14年で経済が倍になるペースです。

 

ちなみに日本は1年で3%ずつの成長を目指しています。

3(%)×24(年)=72

3%って今の日本にとってスゴい成長率ですが、2倍になるまで24年もかかるんです。新興国の成長のスピードが実感できますね(笑)。

 

72の法則は会社やビジネスの成長のイメージをつかむときも使えます。1年間の成長率が10%だと、7年間で倍になるペースなんだ〜ってすぐイメージができます。

 こういう計算を「マクロ」と呼んだりします。経済の成長とか「ざっくり」した計算のことなのですが、こういう「ざっくり」計算がパッとできるようになると、全体のイメージがすぐつかめて実感がわきやすくなります。是非使ってみてください♪

賢人のまとめ

イメージをつかみづらい国や会社の成長は、「72の法則」をつかって2倍になる成長率と年数をカンタンに計算して、全体のイメージをつかみましょう♪