仕事&マネー 【脱貧困診断】手取り26万、貯金300万のアラサーOL。賢い一人暮らしの物件は?

お金に苦労せず、幸せに生きていくことを目指す【脱貧困診断】。今回の相談は、IT関連会社に勤める井筒美穂さんから。
「31歳、実家暮らしの会社員です。家族がうるさいので一人暮らしをしたいと思っています。会社は渋谷にあります。お給料は手取りで26万円程度です。貯金は300万円くらいあります。どのくらいの広さで、いくらくらいの物件を、どのあたりで探すのがベストでしょうか。相場を教えてください。せっかく一人暮らしをするのですから、あまりショボのはイヤです。恋人はいませんが、35歳までには結婚したいと思っています」

さっそく森井じゅんさんに教えていただきましょう。

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会社員の一人暮らし。最初にすることは手当と補助の確認

質問者さんは一人暮らしをお考えなんですね。一方で、4年後には結婚も考えている。ということは、そのための費用なども貯めたいところですね。自由な一人暮らしと将来のための貯金、どちらを選ぶか、もしくはどう両立させるかがポイントですね。

実家暮らしと一人暮らしでどのように収支が変わってくるかは、その人それぞれの状況によって様々です。一人暮らしを考える場合、まずすべきこと。それは、お勤めの会社の住宅手当・家賃補助を確認です。

住宅手当・家賃補助は、会社の就業規則や賃金規定で定められています。法律等で定められているものではなく、会社が任意で支給するものなので、手当・補助自体がない会社ももちろんありますし、手当の金額についても会社それぞれです。扶養家族の有無などを支給基準としている場合もありますので、注意深く就業規則や賃金規定を確認してください。また、規則・規定は時間とともに変わってきています。最新の規則・規定を確認することも忘れないでください。

住宅手当は企業等が従業員への福利厚生として、その名の通り住宅費の一部を補助するものです。基本的には、実家暮らしの場合にはそのような手当はありません。その仕事のために住宅費がかかっていることを想定して、その費用の一部を負担してあげようという制度です。そのため、実家を出ても家やマンションの購入などの場合には手当がつかないことも多いです。いずれにしても、規則・規定を確認しましょう。ちなみに、2010年の厚生労働省の調査では、住宅手当を支給している企業のうち支給金額の平均は約1万7000円でした。 

一人暮らしをすることで新たに発生する費用を把握しよう

今回は実家暮らしと一人暮らしの比較なので、一人暮らしをした場合に追加でかかる費用を考えます。
まず光熱費。電気代やガスなどの料金です。目安としては1万円程度でしょう。
そして食費。平日の昼食代は、実家の人でも外食や社食だったりお弁当を注文したりする人が多いのでは。また実家暮らしであっても、土日は外出先で食事をするということもありますよね。追加で必要となる平日の朝と夜の食費はうまく自炊をすれば1万円程度に抑える事が可能です。
また、日用品・消耗品・雑費。実家暮らしでもある程度の消耗品の購入はあると思いますが、トイレットペーパーや洗剤、その他身の回りのもので追加的にかかかるものとして月平均5000円と仮定します。

通信費は、スマホ代などは実家暮らしでも自身で負担しているケースが多いので、一人暮らしによって追加でかかるものはないと想定。それでも、予備として5000円を計上しておきましょう。また、交際費やおしゃれ代も、一人暮らしになったせいで生活がひどく派手になるということでもなければ、追加になるものはないですよね。

そして住居費です。

一人暮らしの費用の中で、家賃は一番大きなウエイトを占めます。家賃は毎月の費用であり、たとえ収入が減ったとしても支払金額の変わらない固定費です。毎月他の費用をやりくりして1万円節約するのは大変ですが、家賃を節約できれば苦労せずにお金を浮かせることができますね! 物件選びが、今後の生活のゆとりや貯金額にダイレクトに影響します。ただ、安さばかり重点に置いてしまうと生活に支障が出てきてしまうので、バランスが大事です。

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