仕事&マネー 【脱貧困!】つみたてNISAを始めるなら口座開設はどこがベストなの?「つみたてNISA」初心者講座

つみたてNISAの手数料は金融機関によって違いはある?

つみたてNISAで扱う投資信託は、購入手数料がゼロとされています。つまり、どの金融機関で買っても購入時手数料はがかからないのです。

また、信託報酬については、商品ごとに決まっているため、同じ商品であれば金融機関が異なることで差が出るということはありません。

ただし、ETFの手数料は購入時手数料が商品金額の1.25%以下とされていて、これは金融機関により変わってきます。ETFを運用したいと考えている人は、ここも吟味する必要ありますね。

また、つみたてNISA口座を開設したあと、別の金融機関で取り扱っている商品が気になり始める、ということもあるかもしれませんね。

つみたてNISA口座は、ひとつの金融機関でのみ開設できます。しかし、1年に一度だけ、金融機関を変更できます。開設時、慎重に金融機関を選ぶことはもちろん重要ですが、2度と変えられないわけではないので、その点は深刻になりすぎなくても大丈夫です。

つみたてNISAは投資初心者に向いていますか?

ここまで説明してきたように、つみたてNISAは安全性や低コストに重きを置いた制度です。投資初心者でどれを選んだらいいか分からない、という方も絞られた商品のラインアップから選ぶことは、そこまで難しくないでしょう。

また、つみたてNISAは年間40万円が上限です。つまり、月額でいうと、3万円強が上限です。まとまったお金がないから投資は……と躊躇していた人にとってもハードルが低いです。

前回お話したように、毎月同額を購入するという積み立て型のスタイルは、購入単価が平準化されるので、高値掴みのリスクを和らげることもできます。つまり、投資のタイミングを見計らって始めなくても、一定程度のリスクは回避できるのです。

何より、少額の積み立て型というのは、コツコツ貯蓄が得意な人に向いている制度です。これまで貯蓄をしてきたけど、投資をしたことがない、という人には始めやすいでしょう。

しかし、つみたてNISAも投資です。つまり、貯蓄よりもリスクがあります。

確かに、運用可能な対象商品は金融庁が指定する条件をクリアしたものに絞られています、しかし、損失が出ないという保証ではありません。ましてや、将来の利益が約束されているわけではありません。

「つみたてNISAで投資できるのは金融庁が認めた商品だから大丈夫」のような誤解は絶対にしないよう、気を付けて欲しいと思います。

投資に使えるお金があれば、やってみたい。でも、なんだかんだと毎月カツカツだからやめておこうかな……。

賢人のまとめ

つみたてNISA口座はひとつの金融機関でしか開設できません。どこを選ぶかは、自分にとっての利便性、そして、投資したい商品があるかどうかで決めるとよいでしょう。始めるのであれば、長く付き合える金融機関を慎重に選びましょう。しかし、投資は投資。リスクもあります。「つみたてNISAだから大丈夫、儲かる」というものではないことを、くれぐれも心に留めておいてください。

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