仕事&マネー 30歳でマンションを購入したアラフォーが繰り上げ返済を賢く利用するコツは?

繰り上げ返済の優先で他のローンの利息負担が増える場合も…

また、お子さんがいて、子供の進学費用などまとまったお金が必要になるケースも、繰り上げ返済の優先がリスクになる可能性があります。繰り上げ返済をしたがために、手持ちが足りず教育ローンやその他の借入などに頼った場合を考えてみましょう。

通常、住宅ローンの金利は低く設定されているので、その他のローンの金利の方が高くなってしまいます。つまり、繰り上げ返済による利息負担の減少よりも、他のローンの利息負担の増加の方が大きくなってしまうのです。これでは本末転倒です。

逆に、繰り上げ返済の資金がないからといって、利息負担の減少を即諦める必要もありません。現在は非常に金利が低い状況ですが、以前の割高な金利水準で住宅ローンを組んでいる場合、借り換えを行なうことで大きな利息の軽減となることもあります。

自分がどのように住宅ローンと付き合っていきたいのか、今後の出費の予定は、そしてローンの借り換えの方がお得なのか、しっかり考えてシミュレーションをしてみてください。

 

「せっかくマンションを買ったのに、ローンを払っているうちは自分の持ち物のような気がしない」とローン返済を急ぐ女子も。

賢人のまとめ

返済総額を減らすために一部繰り上げ返済をするなら、短期期間型がより効果が高いです。一方、大きな資金が必要になる予定があったり、収入が減る可能性がある場合には、返済額軽減型を検討してみてください。また、繰り上げ返済ではなく、それ以上に効果の高い「返済額を増額する」という方法もあります。前回の住宅ローン控除を含め、どれが自分にとっていちばんメリットがあるか、しっかりシミュレーションしてみてください。

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