仕事&マネー 出産手当金はいつからいくらもらえるもの?産休を利用する人が知っておくべき基本的なポイント

出産予定日より早く生まれた場合や遅く生まれた場合は……

産前6週間を目指して産休に入っても、出産予定日に出産があるとは限りません。出産予定日よりも早く生まれた場合には、出産手当金の対象日数は短くなり、遅く生まれた場合には対象期間が長くなると考えておいてください。

また、出産手当金という制度は、労働者の方が仕事ができず、お給料がもらえない産前産後についての手当です。そのため、例えばこの期間中に会社からお給料をもらえば、その金額により、手当金が減額されたり受け取ることができなかったりするので注意が必要です。

一方で、出産を機に退職といった場合でも、1年以上継続勤務している、退職日から42日以内に出産予定日があるなど、一定の要件を満たしていれば出産手当金を受ける事ができます。詳しくはお勤め先の健康保険組合等に確認してみて下さい。

手当金を受け取る手続きの方法は?

手当金を受け取る、基本的な手続きの流れとしては、まず、ご自身が受給資格があるかを確認し、ある場合には、お勤め先から申請書を入手します。そして、出産する病院で必要事項を記載してもらいます。こうした書類を会社を通じて、もしくはご自身で健保組合等に提出します。会社が間に入り、健康保険の窓口とやり取りするのが一般的です。

一般的に、産休修了後に会社を通じて出産手当金を申請してから2か月程度で支給されます。ただし申請によって、産前休暇分と産後休暇分に分割して受け取ることができます。

相談者さんは「給付金などは受け取っていない」ようですが、申請・手続きの進捗によっては出産後6か月経っても振り込まれないというケースはあります。手続ができていて、出産手当金の支給が決定した場合には、「出産手当金支給決定通知書」が届きます。相談者さんは、お手元に通知書があるでしょうか?通知書は、通常、会社経由で受け取ることになります。実際、会社に届いていてそのまま、という事もあるので、お勤め先に確認するとよいでしょう。

手当金は指定した口座に振込されることになります。通知書を確認してみたら、指定した振込先と振り込まれると思っていた口座が違っていた、なんていう事があるかもしれません。チェックしてみてください。

また、もし申請がされていなかったと判明した場合でも、 就労不能になった翌日 (通常産休を取得した翌日)から2年以内であれば、手続をすることで満額受け取ることができます。 

産休期間中などには他にも支援があります。たとえば、毎月お給料から天引きされる社会保険料も産休期間中は免除になります。こうした手続も基本的にはお勤め先がやってくれることになります。分からないことがあったらまずお勤め先に確認したうえで、健保組合等に問い合わせてみましょう。育児休業給付金については、来週お話しますね。

妊娠・出産後は心も時間も余裕がなくなる場合も。妊娠の予定や希望がある働く女性は、前もって就業規則など読んでおくといいかも。

 

賢人のまとめ

相談者さんは給付金などは受け取っていないようですが、手続ができていて、出産手当金の支給が決定した場合には、「出産手当金支給決定通知書」が届き、振込されることになります。この通知書は、通常、会社経由で受け取ることになります。会社に届いていてそのまま、という事もあるので、お勤め先に確認するとよいでしょう。そして、指定した振込先と振り込まれると思っていた口座が違っていたなんていうことも考えられます。もし通知書が来ていないことを確認した際、実際に申請がされていなかった、といった判明したとしても、 就労不能になった翌日 (通常産休を取得した翌日)から2年未満であれば、手続をすることで満額受け取ることができます。

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