最近は、女性向けの医療保険の種類がたくさん出てきて、選べないという人が多いと思います。
今すぐにでも医療保険に加入したい! と思うのなら、実質1500円程度の保険料で、入院給付金がしっかりもらえる都道府県共済組合の医療保険がベストです。
ただし、先週号「一番安くておトクな医療保険は?」でも解説したように、65歳を過ぎると、保障内容が少なくなる契約があるので、女性は長生きすることを考えると不安になります。そんなとき、保険料が少なくて済む若いうちに、終身タイプの医療保険に入るのもひとつの方法だと思います。
加入の際には(1)特約やお祝金がない、(2)入院給付金よりも通院給付が充実している、(3)終身であること、この3つがポイントです。
まず「(1)特約やお祝金がない」は、保険は「ガン特約」「女性特有の疾病特約」などの特約がつくと、保険料が高くなる傾向があります。「特約」をつけないでシンプルな契約を目指しましょう。
また、入院給付金などを一定期間使わなかったらもらえる「お祝金」は、保険会社がサービスしてくれるのではありません。加入者が支払った保険料の一部がお祝金になって戻るので、保険料は割高になります。
特約がついていなくても、女性特有の疾病にかかった場合、入院給付金が倍になる保険もあるので、そのようなタイプを選んだほうがお得です。
▼ポイント(2)入院給付金よりも通院給付が充実している、ポイント(3)終身であることの詳細は次ページでチェック!