仕事&マネー 病気で仕事ができなくなったら、収入が途絶えてしまいます。そうと思うと心配でたまりません。たくさんの保険料を支払うほどの余裕もないので、将来が不安です。何かよい方法はありませんか。W・Yさん(36歳・学校勤務)

A病気の療養で仕事ができなくなった時こそ、「公的年金」が使えるから安心!

3月28日土曜日発売のSuits春号でもいろいろと保険のお話をさせていただきました。その中で、少しだけ紹介した「国民年金」が、じつはとってもオススメなのです!

最近は、がんにかかっても入院期間は手術前後の2週間程度と短くなっています。退院後に抗がん剤治療などで通院しますが、その期間には個人差があり、何年も通う人もいます。

「仕事ができなくなったら収入がなくなる!」と思うと不安になりますよね。そこで、収入を保障する保険に加入したくなりますが、その前に、公的制度で使えるものはないか探してみると、意外と使えるのが「国民年金」なのです。

会社員であれば、病気やケガで休んだ時、会社の健康保険組合から「傷病手当金」が支給されます。休業すると給料が出ないことがあり、その場合、休んだ日から連続して3日間(待期)の後、3日目以降から、仕事に就けなかった期間、1年6か月まで支給されます。

フリーランスで働いている人は、傷病手当金がありませんが、長期療養中の生活費を保障してくれるのが「障害年金」(障害基礎年金)なのです。

「年金」というと、老後の生活を支えるお金のイメージがありますが、今、働いている世代でも、病気やけがなどで障害が生じて、仕事ができなくなった時などに、年金がもらえるのです。

この「障害年金」は、眼や耳、手足などの障害のほかにも、がんや糖尿病、心臓病、高血圧症などの病気でも対象になります。

年金は障害に応じて1~2級に分けられ、等級ごとに年間受け取れる額が決められています。会社員にも障害年金(障害厚生年金)があり、傷病手当金を受け取る期間が過ぎた後、もらえるように手続きをする人が多いようです。

0327image
▼障害年金の等級は次ページで詳しく!

1 2