仕事&マネー 【ビジネス女子マナーQ&A】メールで「スミマセン」とカタカナで謝ってくる人にカチンとくる…これはマナー違反じゃないの?

働く堅実女子のためのビジネスで役立つマナー、今週は野田修子さん(仮名・営業・32歳)からの質問です。

「メールに“スミマセン”と返事をしてくる同僚がいて、毎回カチンときてしまいます。この前は“●●社に行く時間、何時でしたっけ?”とぺろっと一行メールが届き、私が“15時現地です”と返信したら“スミマセン”です。自分のメールを掘ればわかることを調べずに聞いてくるところにもイラっとしてしまいますし、スミマセンというカタカナに、とても軽く扱われている気がします。私が考えすぎなのでしょうか」

メールにカタカナで「スミマセン」と書かれ、イラッとしている人は少なくないようです。確かに、すみませんは、謝罪でも使われる言葉です。カタカナであろうとひらがなであろうと、あるいは済みませんと漢字を使おうと、謝罪の気持ちを伝えているのだから問題なし、なのでしょうか。鈴木真理子さんに聞いてみましょう。

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「スミマセン」では謝意は伝わらない

ビジネスの場で謝意を伝えるときに、「スミマセン」というカタカナは軽すぎます。相手を舐めていると思われてもしかたがない言葉です。相談者さんのケースでいうと、この場合は、謝意というよりは、教えてくれてサンキュー、といった程度の意味合いと考えられます。謝っているわけでもないのです。

「スミマセン」は、レストランやショップなどでお店の方に声をかけるときなどに使います。この場合「スミマセン」には、恐縮していますという気持ちが込められています。「お忙しいところ、声をかけてしまってごめんなさいね」、という気持ちです。確かに「ごめんなさい」という表現はありますが、心から謝っているかというと、そうではありませんね。

道を開けてもらうときや、道を聞きたいときにも「スミマセン」を使いますね。意味合いとしては、「I’m sorry」ではなく、「Excuse me」。「スミマセン」とは、そういうレベルの言葉なのです。これを謝るシーンで使うのはいけません。

ビジネスの場で「スミマセン」はNG

謝意を伝えるときの正しいビジネスワードは、「申し訳ございません」です。「スミマセン」などと謝罪の言葉をカタカナで書くのはビジネスマナー違反です。もしかしたら、本人はかわいげを出しているつもりなのかもしれません。そして、それが通用していないことを本人は気づいていないのですね。こういう人は、指摘されなければ一生わからないでしょう。

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