仕事&マネー 【ビジネス女子マナーQ&A】転職した先の雰囲気になじめない……選択を間違えたのではという後悔と、どう向き合えばいい?

波風を立てずにつかず離れずの関係を築こう

たとえば古い社風の会社でも、お花見や運動会、家族会という名の親睦会、社員旅行などを主催するところはまだまだあります。それは、社員同士のコミュニケーションやチームワークを高めるための施策のひとつです。サークルノリのイベントが盛りだくさんでしんどいとのことですが、内容は違えど、あるところにはあるものです。楽しくはないけれど、仕事の一環として参加している、参加しないで悪口を言われているのではないかともやもやするよりは、とりあえず参加したほうが気分的にラクという人も少なくありません。

一方、絶対に参加したくないと思えば、ムリに参加する必要はないのです。なぜなら“義務”ではないからです。とはいえ、「そんなものに参加なんかしたくありませんッ」などと言う必要はありません。波風を立てて、いいことなどひとつもありませんからね。祖父母の誕生日を郷里で祝う、資格を取得する学校が休めないなど、その時々なにかしら理由をつけて「今回は残念ですが……」と欠席をすればいいのです。前向きな欠席理由に文句をつける人がいるなら、そちらのほうが問題です。

もしかしたら、今後、すごく参加したくなる魅力的なイベントもあるかもしれませんよ。もしかしたら、早く会社になじまなければいけない、みんなとノリを合わせて仲良くしなければいけないというプレッシャーに追い詰められてしまっているように感じられます。何度も言うように、会社はお友達をつくりに行くところではありませんし、お友達ができなくてもいいんです。業務をスムーズに進めるためのコミュニケーションが構築できれば十分だと心得て、つかず離れずのいい関係を築いていってみてください。

イヤなところばかりをほじくっていると、ますます会社が嫌いになってしまいます。

賢人のまとめ

いちばん注意すべきは、転職先のやり方を否定することです。「前の会社はこうだった」などということは、言うべきではありません。あなた自身も切り替えていきましょう。

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賢人プロフィール

女子マナーの賢人鈴木真理子

三井海上(現・三井住友海上)退職後、“伝える”“話す”“書く”能力を磨き、ビジネスコミュニケーションのインストラクターとして独立。セミナー、企業研修などで3万人以上に指導を行う。著書は『ズルいほど幸せな女になる40のワザ』(宝島社)のほか、近著『仕事のミスが激減する「手帳」「メモ」「ノート」術』(明日香出版社)、『絶対にミスをしない人の仕事のワザ』は7万部を超えるヒットとなる。 

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