贈り物のお礼状は、個人的にも知っておきたいマナーです。
受け手の感覚としては、メールのほうがより気軽に、書状のほうがかしこまった感がありますが、いずれにせよお礼のメールや便りを受け取るとうれしいものです。
上司の方は、このコミュニケーションの機微を鑑みて、贈り物の内容と人間関係に応じて、あなたに指示を出したのだと思います。秘書になったつもりでトライしてみましょう。
ではまず、メールでのお礼状から解説していきます。
●タイトルに必ず【○○(上司の名前)より御礼】という文字を入れて!
相手は上司の方からでなく、あなたのアドレスからメールが行くことで「おやっ」っと思うはず。ですから、タイトルにわかりやすく概要を盛り込むこと。これはとても大切です。
文面は
●●●●様
日ごろより大変お世話になっております。
○○○○(会社名)○○(上司の方の名前)の部下、○○と申します。
このたびは、○○(上司)あてに大変結構なお品をお送りくださり、ありがとうございました。
部署一同、○○様の心づくしに大変感謝しております。
<品物の感想や職場の様子を入れる>
~お菓子や飲み物の場合~
さっそく15時に○○(商品の名称)をいただきました。
とても美味しいので、お店や商品名をメモしている者もおります。
いつもは黙々とパソコンに向かうのですが、
今日ばかりはおしゃべりが弾み、仕事の励みにもなりました。
本来ならば、○○(上司)がお礼を申し上げるところですが、
私○○が代理となりますこと、どうぞおゆるしください。
今後もより一層、皆様のお役に立てるよいサービスが提供できますように、日々努めてまいります。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
署名欄