仕事&マネー コロナ禍の取引先との会食、もはや断りにくいけど…角を立てずに断るには?

働く堅実女子のためのビジネスで役立つマナー、今週は野口裕香さん(仮名・IT関連会社勤務・32歳)からの質問です。

「コロナ感染拡大によってキャンセルになっていた取引先との会食の打診が、ちらほらと来ています。正直、感情的には行きたくないのですが、さすがにもう断りにくい状況……。どのように対応するのがよいでしょうか」

お盆期間も、自粛ムードのまま明けました。検査数が増えているからという理由もあるのでしょうが、感染数は高止まりで、芸能人や有名人の感染報告も、もはや「次々と」という状況。全国の緊急事態宣言解除から2か月以上が経ち、本気でWithコロナの生活様式を整えていかないと何もできないという事態にもなってきました。

取引先との会食も仕事のひとつ。しかし、 コロナには感染したくないし、人にうつしてしまっては大変です。芸能人のゴルフや宴会がニュースになり非難の集中砲火を浴びている様子を見ると、それが怖いということもあります。また、自粛生活をしていた人ほど、街の本当の様子がわからないということもあるでしょう。お誘いはどのように対応していけばよいでしょうか。鈴木真理子さんに聞いてみましょう。

仕事だから…と義務に思う必要はない

コロナの不安感は人によって温度差があります。そして、日々、個々の慎重な行動が求められていますが、その一方で、冷静であることも重要とされています。神経質になりすぎて他人に攻撃的になったり、過度な行動制限で自身を追い詰めることもよくありませんよね。しかし、ご承知の通り、十分な対応をしているつもりだった、予防を心がけていたという人も体調を崩したり、周囲に感染者が出て検査したところ陽性反応が出た、というケースも多く報道されています。

確かに会食も仕事のひとつです。会食だけでなく、対面のミーティングについても、「そろそろ直接お会いしてお話したいですね」などと先方から言われれば、お伺いしたほうがいいのかな……などともやもやしてしまうことでしょう。

しかし、コロナに感染して不調となったり、自覚症状がなくとも陽性となれば、10日以上の隔離となり、当然仕事どころではなくなります。それをふまえて、どちらが自分にとって賢い選択なのか、考えていかなければいけませんね。

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