仕事&マネー そろそろ部内の懇親会をやりたいけど、まだダメ?上手な誘い方はありますか?

働く堅実女子のためのビジネスで役立つマナー、今週は松尾みなみさん(仮名・PR会社勤務・34歳)からの質問です。

「コロナ騒動が収まらないまま、季節は秋。春に入社してきた新人たちとも、異動で部に配属になった人たちとも、自宅待機だったりリモートワークだったり、交互出勤だったりで、なし崩し的に仕事を進めてきた状況です。今までは“コロナの収まり待ち ” という感じもありましたが、いっこうに収束せず、もう本格的にウィズコロナな状況。みんな鬱々としているし、部内のコミュニケーションも兼ねて、そろそろ懇親会をしたいと思うのですが、まだダメでしょうか。みんなに参加してもらえる上手な誘い方はありますか?」

もう年内いっぱいは「普通」に過ごすのはムリという諦めムードも漂うなか、少しでも働きやすく、楽しく仕事ができないかと考える人も少なくありません。部内の懇親会、もうそろそろやってもいいのでしょうか。どう誘えばいい?ウィズコロナにふさわしいビジネスマナーを、鈴木真理子さんに聞いてみましょう。

部内飲み会は反発を呼ぶ可能性大

入社式も研修もままならないまま仕事に就いた新入さんのことや、異動されてきた同僚(先輩かもしれませんね)の人を気にして懇親会がしたいとのこと、相談者さんは心の優しい、気配りができる人だと思います。みんなで卓を囲み、わいわいとざっくばらんに話せる場を作りたいというのも、率先力があり、バイタリティーを感じます。

しかし、やはり、そのタイミングは「今じゃない」と言わざるをえません。10月1日から東京の追加がほぼ決まりと言われていた「Go Toトラベル」キャンペーンも、一転、慎重論派の意見が大きくなり、判断が持ち越されたことがニュースになっていましたよね。相談者さんの部署の人数がわかりませんが、5人以上での会食になるなら、やらない選択をとるのが賢明です。全員参加という雰囲気があればなおさら、部内だけでなく、その人の家族からの反発だってあるかもしれません。

部内には、高齢者と同居している人、小さな子どもを抱えている人など、さまざまな事情の人がいますよね。「仕事の一環なんだからしかたがない」と送り出してくれる家族もいるかもしれませんが、心の奥底では「なんで今やらないといけないの?」という気持ちになるご家庭もあるでしょう。いずれにせよ、快く思われない会なのです。

今、夜の街だけでなく、家族感染も広がっていますよね。家族のだれかがかかったら、外出せずに自粛して過ごしていてもかかってしまうのです。万が一のことがあってしまえば、会社の責任となってしまいます。

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