仕事&マネー モラハラ上司をSNSで暴露したい…、自分だとバレずに制裁する方法は?

働く堅実女子のためのビジネスで役立つマナー、今週は寺口千明さん(仮名・広告会社勤務・31歳)からの質問です。

モラハラ上司が許せない!

「上司にネチネチと嫌がらせをされています。意見をしても無視されたり、業務内容をムダにていねいに報告しろと命令されたり……。しかも、本人は“忙しい”アピールばかりで、ほかの仕事を巻き巻きで進めながら作った業務報告書を読むわけでもない。毎週の会議は、資料の読み上げか、本人のひとりごとを聞かされているだけ……。その2時間を業務に当てられたら、もっと効率がいいのにとイライラしてしまいます。何を言ってものらりくらりで、ちょっと私が上司に対する怒りが収まらず、SNSで暴露してやろうかと思ってしまいます。この行動のメリット、デメリットを教えてください」

SNSによって個人の意見が発信しやすい環境ができていますが、不用意発言や発信が誹謗中傷として炎上したり、個人情報が特定されるなどの問題となっている現代。それでも、「せっかく身近にツールがあるのだから、自分のために有効利用したい」と考えてしまいます。ものごとにはプラス面とマイナス面が常にあります。SNSでの発信、ましてや人を攻撃しているとみなされかねない内容の場合、社会的な非難を受けることも想定する必要があるでしょう。暴露にSNSを使うことの危険性について、ビジネスマナーに詳しい鈴木真理子さんに教えていただきます。

SNSで上司を晒すメリットとは?

まずは、相談者さんのメリットは何かということを考えてみましょうね。ひとつは、胸に溜め込んだ不満の発散。気が晴れるかもしれませんね。誰かが共感、同調のコメントをつけてくれたり、リツイート数が増えれば、倍返しできたと思えて溜飲が下がるかもしれません。

また、アクセス数が一気に増えたりしてコメントが話題になれば、マスコミから取材依頼がきて会社が謝罪することになる……といったことも過去になかったわけではありませんから、そういったことも期待できるかもしれません。もし、パワハラやセクハラの撲滅活動をしたいのなら、その足掛かりにもなりえます。

しかし、相談者さんが望んでいるのは、そういうことでしょうか。

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