仕事&マネー 後輩が仕事の手柄を横取りする…上司にうまく説明する方法は?

働く堅実女子のためのビジネスで役立つマナー、今週は三崎のり子さん(仮名・イベント関連会社勤務・37歳)からの質問です。

後輩に仕事の手柄を横取りされた

「コロナ禍でずっとペンディングになっていた地方イベントが、開催されることになりました。クライアントは、提案からずっとタッグを組んでいた私を指名してくれたのですが、業務をアシストしてくれていた後輩が、自分の手柄として上司に報告したんです。

それを知ったのは部内の全体ミーティングで、彼女はその場で上司から褒められ、私たちは拍手で称賛しなければいけませんでした。私としては、なんで?という気持ちでしたが、いちいち修正するのも大人げないし、みっともないと思いました。

でも、業績が悪化していて人員整理も進んでいるというウワサもあるなか、自分の評価が下げられるのも困ります。後輩を陥れずに私の功績だということを上司に説明する方法を教えてください」

第2波が拡大しているのか、第3波が訪れているのか、細かいことはわかりませんが、再び自粛要請が各自治体などで行われるなか、人の移動を伴うビジネスの打撃は計り知れません。自分の身を守るには、感染対策だけでなく収入の維持も重要です。「適正な評価がされず、仕事がなくなってしまったらどうしよう」という不安は、生きる上で大きなストレス。とはいえ、人間関係を壊したり、かえって不信感をもたれては意味がありません。

好感度を保ちつつ自分の功績だと上司に伝えるには、どうしたらいいのでしょうか。ビジネスコミュニケーションに詳しい鈴木真理子さんに伺ってみましょう。

上司と一対一で話す機会を設けて

ちゃっかりした「手柄の横取り」ちゃんは、どこにでも出没するようです。つい先日、私も、企業にお勤めしている方から、同僚にえげつないことをされたと愚痴を聞いたばかりです。

会社にとっては、正直、「誰が」仕事を取ってきたかというのは、さほど問題ではないんですよね。利益が出せればいいわけですから。しかし、個人としてはそうもいきません。相談者さんが心配しているように、「会社の役に立っている」ことをきちんと評価されなければ、査定にも響いてしまいます。

一方で、「いちいち後輩に目くじらを立てるのも大人げない」と理性的に考えられるのは、立派だと思います。とはいえ、経済が非常事態となっている今は、どうしてももやもやしてしまいますよね。

こういうケースの場合は、上司と一対一で話す機会を設けて、きちんと説明するのがよいと思います。とはいえ、告げ口になってしまってはいけません。

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