仕事&マネー 子どものいる同僚の作業が遅くてイライラ。謝るのではなく「普通に」仕事をしてほしい……

働く堅実女子のためのビジネスで役立つマナー、今週は戸口れい子さん(仮名・事務・34歳)からの質問です。

子どものいる同僚の独身ディスにもイライラしてしまう

「リモートワークが続いていますが、子どもがいる同僚の作業がいつも遅いんです。本人も自覚していて、毎回“ごめんね ” と謝ってくれるのですが、そのあとに“独身だといいよね…… ” とため息つかれると、こっちもついイラっとしてしまいます。

私のほうが負荷がかかっているのに給料は同じ、しかも、気まで使わなければいけないという状況に、もやもやしてしまいます。相手に“普通に” 仕事をしてもらうにはどうしたらいいんでしょうか……」

リモートワークのメリットのひとつに育児や介護による離職率の低下が挙げられていますが、仕組みづくりは試行錯誤の連続、さらに緊急事態宣言下でさまざまな制限がある中では、うまく機能しない部分も多いでしょう。直接的に負担が増えればストレスにもなりますし、子育ての大変さまで理解を強いられていると感じれば、心穏やかではいられません。

同僚という立場で、仕事は仕事として「普通に」やってほしい。そういったときにはどうしたらいいのでしょうか。鈴木真理子さんに伺ってみましょう。

なくならない「独身者は仕事に集中できる」という職場の偏見

「独身者は家族持ちと違って時間がたっぷりあって、仕事にも熱中できる」。これは間違いなく偏見なのですが、職場で独身者がそのように思われる、あるいは実際に口に出して直接言われるというのは、“あるある”な事例です。

自分は家族との関係や世話に時間を取られている一方で、独身者にはそれがない。それを愚痴ってしまうのは、自分だけが大変だという気持ちのほうが大きくなってしまっているからなのでしょう。追い詰められているときには、人を思いやる気持ちが減ってしまいます。

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