仕事&マネー コロナ倒産前に転職したい……よりよい職場を見つけるポイントは?

働く堅実女子のためのビジネスで役立つマナー。今週は佐久間智恵さん(仮名・営業事務・32歳)からの質問です。 「コロナ禍で会社の業績が悪化し仕事が激減、無給待機期間などもあり、お給料も減りました。このままだと会社と共倒れになるのではと不安です。転職を考えていますが、ニュースで倒産や有名企業の希望退職募集などを見聞きすると、採用してくれるところはあるのかな…と思ってしまって、今すぐ辞めて大丈夫なのだろうかと考えてしまいます。よりよい職場への転職を成功させるポイントを教えてください」

仕事で日々が忙殺されていたときには迷ったりしないことも、時間があるとじっくり考えてしまう……なんてこともあります。3月7日には1都3県の緊急事態宣言も解除される予定ですが、それ以降も自粛生活は続きますし、じっとしていれば事態が好転するという希望も持ちにくくなっていますよね。どうしていいかわからないまま時間だけがただ過ぎていくと感じると焦りも出てきます。

こういったときには、どう自分と向き合っていけばいいのでしょうか。鈴木真理子さんに聞いてみましょう。

コロナ禍で人材採用マーケットは縮小

コロナの影響が長期化し、厳しい状況にある企業も多いです。新卒だけでなく、非正規雇用の社員の雇止めが起っていることは、相談者さんもおっしゃる通りネットニュースでも取り上げられ、社会問題にもなっていますね。その現状だけみれば、今、猫の手も借りたい医療や介護ならともかく、一般事務職での転職は容易ではないと言わざるを得ません。

ただ、経済をいつまでも停滞させておくわけにはいきませんから、「即戦力」となる人材は、常に求められています。繰り返しになりますが、お世辞にも売り手市場ではありません。なので、転職活動をするにしても、熟考しながらの行動が大切です。

自分の能力を棚卸ししてみよう

これは、コロナ禍だからということに限りませんが、転職で武器になるのは、これまでの経験やキャリアです。そこに自信をもてなければ、面接でもアピールすることができませんよね。優秀な人ほど、人と比べることがないために、「自分ができることなんてたいしたことがない」と思ってしまいがちです。また、転職活動したことがない人だとなおさら、自分の能力を客観視できない傾向も高いです。

まずは、これまでの職務履歴をこまかく書き出し、その業務において、自分が何ができるのかを洗い出していきましょう。例えばエクセルでも、SIM関数が扱えるだけと、クロス集計などのセル操作やグラフ作成までできるのかでも、まったく違いますよね。自分が何ができるのかを「見える化」することは、ご自身の自信にもつながるのではないかと思います。

1 2