仕事&マネー 有給休暇が取りにくい職場……どうしたら取れるようになる?

働く堅実女子のためのビジネスで役立つマナー。今週は高柳晴美さん(仮名・販売・32歳)からの質問です。

「販売員です。うちの会社は小さくて、文書化された“就業規約 ” というものがありません。お給料は手取りで18万円で、冬のお客さんが少ない時期に、店の定休日を含めた10日間の長期休暇がもらえるのですが、それ以外はアルバイトの人と同じくシフト制の週5日の勤務です。

病欠の場合は、社員は暗黙の了解で月の給与は変らず支払われるのですが、その分、どうしても倒れるほどにカラダがムリ、というとき以外には、休める雰囲気ではありません。一方、アルバイトの人たちは、当日に急に休んだりするので、羨ましくさえ思ってしまいます。年間、〇日までは有給、と決まっていたら権利だと思えて安心してお休みをもらえると思うのですが……。こういうことって従業員から提案することはできないのでしょうか」

元気に毎日働ければいいですが、人間ですから不調のときもあります。また、有給休暇が取りたいのに取れないというのは、自由度の搾取になりますし、ストレスの要因にも。こういった場合はどうしたらいいのでしょうか。鈴木真理子さんに提案してみましょう。

有給休暇が取りにくいメカニズムがある

相談者さんがお勤めしているお店がどういう形態なのかがわかりませんが、なし崩し的に雇用が行われ、そのままなぁなぁでやり過ごせてしまうというケースもあるのかもしれません。

今回はその如何はおいておいて、有給休暇をどうやったら取れるか、ということを考えてみましょう。会社としての規約で年次有給休暇が定められていても、「休みたいと言える雰囲気ではない」「つい無理をして頑張ってしまう」という人も多いのです。

「休みにくい」というのは、会社の体制だけでなく、個人の感覚的なものも影響してきます。一概にどちらが悪いということは言えませんが、「社員が気持よく働いて、結果、会社の業績が上がる」というのが双方にとってのメリットとなるのは間違いありません。なので、相談者さんが書かれていた「従業員からの提案」はとても大事だと思います。

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