移動に紐づく公言は控えたほうが賢明
コロナワクチンの接種も始まり、今月の20日に10都道府県の緊急事態宣言を解除する検討が始まっている、というニュースもあります。しかし、まだまだ安心も油断もできません。21日以降も、まん延防止等重点措置はなされる可能性が高いわけで、つまり、感染の収束の手ごたえがない中、仕事とはいえ、外出や出張はいかがなものか、という声がまだまだ大きい状況であることに変わりはないのです。
電車などの公共交通機関を利用して通勤しているだけで「理解できない」と考える人もいますし、今の世情からして「移動」に紐づくものは、できるだけ公言しないほうがお互いに気持ちよくすごせるのではないでしょうか。
「備えとして少量を買っておく」というのもアイデア
もし、出張先からその日に会社に戻るというスケジュールで、「手ぶらで会社に戻るのが気まずい」というのであれば、業務が終わった報告をする際に「今から戻ります。本日は何名出社していますか?」と聞いてしまってもよいと思います。その人数に合わせた個装のお菓子などを買い求め、帰社後に会って、誰かと直接話すタイミングがあれば、そのときに、「出張先の銘菓を買ってきたんですがおやつにいかがですか?」などと聞いたうえで、欲しいと言ってくれた人にだけお渡しするのはいかがでしょうか。
全員にいきわたるように、と考えなければ20個、30個とはならないと思います。余ったら自分で食べよう、と思えば、気持ち的にも負担が減るのではないでしょうか。
また、人によっては、翌日、出社したときなどに、「えー、出張だったのにお土産ないの~?」と言う人がいたりもしますよね。そういう人対策にも「備えとして余分に少量を用意しておく」というのも手だと思います。
コロナ禍で、ECを強化したお店も増えています。出張先で現地へ出向いた人ならではの情報だけ仕入れておいて、社内で出張話の雑談が広がることがあれば、「おいしそうなものがあったのですが、ネットでも買えるので、もしよかったらみんなで食べてみませんか」と水を向けて相手の反応を見る、というのもいいと思います。
コロナ禍で旅行や出張する人が減り、お土産コーナーは閑散としています。しかし、メーカーやお店、販売スタッフなどを応援したい気持ちは、きっと皆さんあることでしょう。そこで今は、自分へのご褒美を買うのもよいですね。
さらに家族にお土産を買ったり、出張先から遠くに住むご両親などへ送ることもできます。そして新型コロナが収束した折には、出張や旅行のお土産をたくさん買うのを楽しみに待ちましょう。
