仕事&マネー 長引く自粛で表情も心もダレた……。仕事のモチベーションの上げ方は?

働く堅実女子のためのビジネスで役立つマナー。今週は外山さと美さん(仮名・イベント会社勤務・32歳)からの質問です。

「緊急事態宣言は解除されましたが、うちの会社は8月末まで基本的に自宅勤務となり、自粛が続いています。うんざりしているところに、先日、定例のWEBミーティングが始まる前の雑談で、同僚から“なんかお疲れ顔じゃない? ” と指摘されました。彼氏からも、 “ 最近、顔がタレた気がする ” と言われてショックです。

正直、コロナ禍でやる気も気力もない感じで、何をしているわけでもないのに疲労感もあります。日中、家でひとりで仕事をしていると煮詰ってしまうんです。まだまだリモートワークが続きそうですが、モチベーションを維持するにはどうしたらいいんでしょうか。」

顔の下半分が下がったのは気のせい……ではないのかも!?

出社すれば、仕事の合間には多少なりとも雑談があったり、集中していても「周囲の目」を気にして、いい意味での緊張感があったりするもの。しかし、「ひとりぼっち」だと、「仕事さえできればいい」という気持ちになってしまいます。もちろん、それで快適なら問題ないのですが、「長引く自粛で、社会復帰できるか不安になってきた」なんて声も。生活にハリがなければ仕事へのモチベーションが下がってしまうのはいわずもがな。でも、そこで諦めたりヤケクソになってしまったら、「負け」という気もしますよね。こういうときに、自分を奮い立たせるにはどうしたらいいのでしょうか。鈴木真理子さんに教えてもらいましょう。

無表情でいると、気持ちまで「無」になってしまう

顔がダレてしまう……というお悩みは、最近、本当によく聞きます。自覚するのならまだしも、人から指摘されてしまうと、ちょっとショックを受けてしまいますよね。

第一印象の好感度を高めるために、「いつでも口角をキュッと上げる習慣をつけましょう」というのは、ビジネスマナーの講義でもよくお話させていただくことですが、口角を上げるには、口回りの筋肉を使いますから、知らず知らずのうちに、小顔トレーニングになっていることもあるのです。自粛の中のリモートワークで、無表情で会話もせずにPCに向かう日々だと、意識も薄れてきて、だんだんとお顔の輪郭もぼやけてしまい、ダレた印象になってしまうかもしれません。

笑顔を保っていると、特に楽しいことがなくても、その笑顔につられて気持ちが高揚することがありますよね。人の脳というのは、おもしろいもので、楽しいから、幸せだから笑顔になる、というイメージができていると、笑顔でいるということは、楽しくて、幸せだから、と認識すると言われています。

それと同じメカニズムで、無表情が続けば、脳が「今自分は楽しくないのだな」と判断して、モチベーションまで下がってしまうのです。「自分のご機嫌は自分で取る」なんて言葉がはやっていますが、それがもっとも有効なのだと思います。

まずは、自分の表情を確認できるよう、デスクに小さい鏡などを置いて、合間合間にチェックしてみてください。そして、意識して自然な笑顔になるよう、口角を上げてみてください。同時に、パソコンに向かう姿勢なども確認できるといいですね。姿勢が悪いと目に余計な負担がかかってしまい、目に負荷をかけることでシワができやすくなるともいわれています。手元に鏡を常に置いておけば、自分の状態や気を付けるべきところがダイレクトにわかります。

オフィスでそれをしていると、ちょっと自意識過剰に思われてしまうのではと、恥ずかしいかもしれませんが、それこそ、ひとりなら、気負わずにできますよね。いわゆる「コソ練」「闇練」をしてみてはいかがでしょうか。自粛期間中に美姿勢と魅力的な表情を研究し、納得できる状態に仕上げられれば、リモートワーク明けを待ち遠しく思えるきっかけにもなると思います。

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