仕事&マネー 会社の新人や後輩との食事会。先輩の自分はおごるべき?

働く堅実女子のためのビジネスで役立つマナー。今週は相良りり子さん(仮名・IT関連会社勤務・33歳)からの質問です。

「 同じ部署の後輩たちとLINEやWEBミーティングアプリで会話しているときに、“コロナ禍が落ち着いたらご飯に行こうねー ” という話が頻繁に出ています。新入社員の子たちともリアルではほとんど会っていないし、もちろん歓迎会もWEB上でちょっとやっただけ、という状況です。

リアルな会が行われたときは、年齢が上の私がおごったり、多めに出したりしなくてはいけないのではと思っていますが、正直、お財布事情が厳しいのです。かといって、彼女たちも、お金を払ってまで私とご飯を食べにいきたいわけでもないと思うし……。一般的にはどうしているものなのでしょうか」

5人以上で会えないから、会食も分けて行う必要があるし……。

会食も、会社帰りの女子会も、「いつ」が決められない状況が続く昨今。気持ちとしては社交辞令ではなく、本当にしたいと思っているわけですが、長引くコロナ禍で「いつか実行しなければいけない約束」がどんどん増えてくると、考えるだけでやがて来る金欠の日々が不安になる……なんてことも。とはいえ、先輩としての立場もあります。会社の後輩や新人と食事をするとき、支払いはどうしたらいいのでしょうか。鈴木真理子さんに聞いてみましょう。

無理してまでおごる必要はない

コロナ前でしたら、相談者さんが幹事となって、部署の親睦行事のひとつとして、まとめて1回、全員でお食事会をしたらどうか、という案もありました。そうすれば、職場の慣習を乗っ取る形で会費制にしたり、年齢や役職によって先輩が多めに出す傾斜配分にしたりということがスムーズにできますからね。でも今は、大人数の食事会は控えなければいけません。相談者さんも、そこで悩んでいらっしゃるのかもしれませんね。

コロナ禍で経済が停滞し、個々のお財布事情も「厳しくなった」という方が多いですよね。今後、どうなるかが誰にもわからない状況で、シビアな気持ちになるのもよくわかります。確定していないことで不安を募らせ、すでに負担と感じているのであれば、先輩としての面目のために無理をしてまでおごる必要はないと思います。こんな時代だからこそ、今まで以上に、ご自身がいちばん気持ちいい状況を自分で作る、ということが大切です。

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