仕事&マネー “ごめんだけど”と言いながら頼ってくる同僚にモヤッ。失礼と思うほうがおかしい?

働く堅実女子のためのビジネスで役立つマナー。今週は戸口若菜さん(仮名・IT関連会社勤務・34歳)からの質問です。

「社内で、ものを頼んでくるときに“ごめんだけど”と言う人が多くて、なんだかもやもやします。かわいこぶっているつもりなのでしょうか。軽々しく扱われているような気がして、本当に“ごめん ” と申し訳なく思ってるなら、頼んでこないでという気持にすらなってしまいます。私の心が狭いのでしょうか……。“ごめんだけど”という言葉は、クッション言葉としてアリなんですか?」

“ごめんだけど” にモヤッとする、という相談は意外に多く、 ビジネスの現場で何気なく使っている人も、また、これを耳にする人も少なくないかもしれません。では、この“ごめんだけど”という言葉、受け入れるべきなのでしょうか。鈴木真理子さんに聞いてみましょう。

相手をイラっとさせる頼み方から卒業しよう

“ごめん”に謝罪の意味はあるけれど…

「ごめん」という言葉は漢字で書くと「御免」となります。「ごめん」には、時代劇などで登場する「天下御免」や「お役目を御免になる」など、敬語としての意味もありますが、今回のケースでは、単なる過失などの詫び、あるいは許しを乞うときの言葉としての位置づけですね。本人がどういうつもりで使っていたとしても、相手からは敬語でも丁寧語でもないと受け止められることのほうが多いと思います。

言葉やマナーは時代や状況によって常に変化するものですし、一般に浸透しているというのであれば、「ごめんだけど」も通用するのかもしれません。しかし、「モヤっとする」のであれば、新しい言葉として受け入れつつも、自分は別の言い方を用いたほうが気分がよいかもしれません。今回を機会に、誰からも好感度を得られるクッション言葉をおさらいしておきましょう。

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