仕事&マネー 【堅実女子のマネー術】貧困女子にならないための、お金の無心を上手に断る方法

堅実女子のマネー三原則。貸さない、借りない、持ち歩かない

A子「1か月にわたって紹介してきました“貧困女子にならないためのお金のマナー”、最終回は社内のお金の貸し借りのマナーです」
B美「お金を貸すのはいいんですけど、催促するのがわずらわしいんですよねー」
A子「そうそう、相手の気を悪くさせずに返してって言うのが難しいのよ。貸さなきゃいいっていう話なんだけど、それもなかなか……」
B美「そこで、今回も鈴木真理子先生に女子マナーの視点から、上手い言い方を教えていただきます。先生、よろしくお願いいたします!」

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ふたりのプロフィール

A子 商社勤務 O型 「貸して」と言われると、ついつい貸してしまう性格は治らないと自覚し、通勤には現金もクレジットカードも持ち歩かず、平日は電子マネーだけで生活している。
B美 商社勤務 AB型 29歳 現金派。人に貸すよりも小額を借りることのほうが多い。たまに借りたことをうっかり忘れてしまう不届きもの。

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貸したお金は返ってこない

個人のお金の貸し借りは人間関係をこじらすもと。貸した人はいつまでも覚えていますが、借りた人は、言って見れば“その場しのぎ”。借りグセのある人は、喉元過ぎれば……で、忘れやすいんです。

たいていの人は、「ありがとうございました」という気持ちをもつどころか、督促されてから渋々払うのです。
かわいそうだな、私がなんとかしてあげなくちゃ、なんて思う必要ありません。あなたが貸さなくても、その人は借りられるまで、また別の人に頼むだけです。

同僚と行ったコンビニで足りなかった小銭を貸す、ランチのときに立て替えを頼まれた1000円をあなたが払う。たいした額じゃないから貸したほうが気楽、というケースでも、相手がすぐ返してくれなくて督促する時は嫌な思いをします。それは覚悟してください。「ちゃんと返すつもりだったのにしつこい」「小銭を借りたくらいでケチ」と、悪口をふれまわられたりすることだってあるんです。

返ってこなくても諦められる「限度額」を決める

お財布の紐は常に堅くしておきましょう。人に貸したところでたいした感謝もされません。が、逆に言えば、恨まれることもないということです。「お金の相談に“だけは”のれない」というスタンスを持ちましょう。お金のトラブルを回避する基本は“お金を貸さないこと”、これに尽きます。

もし、どうしても貸したい(そんな人がいるかは謎ですが……)場合には、貸したお金は、返ってこないものだと思って貸しましょう。そのためにはあなた自身、万が一貸したお金が返ってこなくても諦められる「限度額」を決めなければいけません。それを越えたらガンと断る勇気も必要です。

といっても、「無理! ○○円以上貸さないって決めてるから!」とストレートに言うのはさすがにカドが立ちます。
「○○円(自分の限度額)までなら貸せるんだけど、それだと意味がないよね……」とできることを提示する形で、やんわり断るニュアンスを加えながら下から目線で言うとエレガントです。

▶▶▶お金の貸し借りに巻き込まれないための秘策は…

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