仕事&マネー 【ビジネス女子マナーQ&A】同級生と私の給与が違い過ぎて辛い…。30代になっていきなり開いた給与格差コンプレックスが12月の心に染みる…

職掌転換の制度を利用するのもひとつの手段

あなたにやる気があれば、道はいくらでもあります。昇進だってできる。今、社内では、職掌転換という制度があると思います。これは、入社時の採用と違う職種に転換するというもの。一般職から総合職だけでなく、地域限定社員でも引っ越しを伴わない異動はOKなど、自分が理想、希望とする働き方の中から、キャリアを生かしながらライフ・ワークバランスを目指せるものです。しかし実際のところ、地域限定職だけれど、3年を限度に転居を伴う異動をすれば、年収を数十万円アップする、という打診を断る女性も少なくなく、どうすればいいかと人事の方から相談を受けることもあります。逆に言えば、求められているということ。転職せずに、社内でキャリア&給与アップすることもできると思いますよ。

転職で年収アップは無理と諦めるのは早計

相談者さんは、「私が年収2,000万円の企業に転職できるわけない」と言っていますが、それは思い込みです。たしかに社員として年収2,000万円を30代で得るには、外資系金融会社など限られているでしょう。しかし、ヘッドハンティングで年収1,000万円を越えている人というのは、さほど珍しいわけでもありません。当然それなりの努力は必要です。ファイナンシャルプランナーであれば、国家資格である1級FP技能士と同等の民間資格であるCFPを取るなど。私の知人でも、財務部のOLとして為替の変動などを見ていた女性が、CFP、そのあとで証券アナリストという資格を取得し、実力を高めてキャリアアップした例があります。

一方で、給与が安いから転職する、という考えも早計といえるでしょう。相談者さんは、お友達のことを年収だけを見て「いいな、いいな」と感じてはいないでしょうか。外資系金融会社は実力主義です。個々がお客様の資産を預かって、運用を失敗したら責任を感じて自己退職したという話を聞いたことがあります。一時的な感情に流されないで、もう少し落ち着いて考えてみましょう。

また、彼女が嫌な人であるとは思わないけれど、相談者さんが、お友達がいつも新しいブランドバッグを持っている、投資用のマンションを買ったなどの話を聞いて自分がみじめになるのであれば、少しの間、距離をおいてもいいのではないでしょうか。

仕事が辛い→友達に愚痴る→友達からマウンティング→やけ酒→二日酔い→朝から水2リットル飲む。

賢人のまとめ

人の年収を羨ましく思ってしまうのは、自分の働き方に不満だからなのではないでしょうか。自分には無理と考えるのも、給与が少ないから転職しようと考えるのも、安易すぎます。激務で緊張感あふれる職場の中、一時的でも高い年収が欲しいのか、安定した職場でキャリアにあった給与を得たいのか……。まず、自分が何が不満でどういう働き方がしたいのかを考えましょう。行動に移すのはそのあとでも遅くはありません。

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