Tさんの3月の家計簿
給与(年収) | 5, 800, 000円 | |
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月収(約) | 483, 000円 |
家賃 | 155, 000円 | |
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食費 | 65, 000円 | |
水道光熱費 | 18, 000円 | |
通信費 | 16, 000円 | |
交通費 | 12, 000円 | |
車輌費(駐車場含む) | 42, 500円 | |
教育費 | 0円 | |
交際費 | 45, 000円 | |
服飾費 | 32, 000円 | |
医療費 | 2, 500円 | |
保険料 | 22, 000円 | |
雑費 | 12, 600円 | |
積み立て貯金 | 50, 000円 | |
その他 | 0円 | |
支出合計 | 472, 600円 |
収支 | 10, 400円 | A |
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5年(Tさん47歳) | 600, 000円 | |
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10年(52歳) | 1, 200, 000円 | |
20年(62歳) | 2, 400, 000円 | |
独身女性の場合は、本来であれば、実家のお墓にお世話になるのが一般的。ですが最近は独身女性が増えたためか、女性だけが入れる共同墓が登場し、人気を集めています。共同墓とは、大きな石碑や供養塔などの地下の納骨スペースなどに、共同で納骨するお墓のこと。
そのほとんどが恒久的に供養をし続ける永代供養墓なので、自分が亡くなった後の心配がありません。また墓石を個人で購入する必要がないので、個人のお墓に比べて安価になります。
ちなみにお墓を買う時には、墓石代、永代使用料、管理費などがかかります。墓石はピンキリですが、130万円前後が多いよう。墓石を置く土地の永代使用料は、立地条件やアクセス状況によっても異なりますが、50万円前後が目安です。ただし、東京では100万円を超えるケースも。管理費は、墓を管理してもらうランニングコストのようなもので、首都圏だと年間1万円前後が多く、一括支払いのところもあります。
それに比べると共同墓は全体で20~80万円くらいが目安です。バラの庭園にお墓が造られていたりと、女性向けに考えられているところもあり、50代、60代のおひとり様の女性が“墓友”を求めて予約するケースが増えています。そのほかペットと一緒に入れる共同墓や、ハワイなどで海洋散骨するツアーも人気のようです。
お墓に対する概念はここ10数年で随分、変化しているので、実家のお墓に入る以外の選択肢が複数あります。まだ死を考えるまでには時間があるので、Tさんの納得のいく方法をじっくり考えてみられてはいかがですか?
共同墓の思わぬ落とし穴!
共同墓の募集はお寺のほか、NPO法人や企業、団体などが行なっています。お墓そのものは法律で守られているのでなくなることはありませんが、主体となる団体がなくなることはあり得ます。仮にその団体が倒産や廃業した場合などに、その後の対応がどうなるのか、確認しておくといいでしょう。