仕事&マネー 子どもを産みたいけど、お金がかかりそうで産めない?「妊娠・出産」でもらえるお金~後編~

世間は、すっかり夏休みモードですが、今年はStay Homeや近場で夏休みを過ごすという方も少なくないのではないでしょうか。さて、最近、お客様達から出産の報告を相次いでいただき、本当に嬉しい限りです♪大変な時期の出産だっただけに、無事に出産できて本当に良かったと思います。出産前は、色々心配なことも多いと思いますが、赤ちゃんの顔を見たら不安も吹き飛びそうですね。今回も前回に引き続き、妊娠・出産でもらえるお金についてお話します。前回の記事はコチラ

子どもの医療費を助成してくれる「子ども医療費助成制度」

子どもには病気やケガがつきものです。特に小さいうちは、医療機関にかかる機会も多いことでしょう。その費用を負担してくれるありがたい制度が「子ども医療費助成制度」です。 

子どもが生まれると、会社などで健康保険の加入手続きをします。その後、発行された子どもの保険証をもって、役所などで手続きをします。すると「子ども医療費受給者証」といった保険証を別に発行してくれます。これを子どもの診療時に窓口に提出すると、診療費や薬代などがゼロになる、というしくみです。 

対象となる年齢は自治体によりまちまちです。子どもが中学を卒業するまで(15歳を迎えたあと、最初の3月31日になるまで)無料とするところが多いようですが、中には小学校卒業まで、高校卒業までというところも。もちろん、できるだけ長く無料になったほうがありがたいものですので、お住まいの自治体に確認してみましょう。 

働くママには、産前、産後の給料を補う「出産手当金」がもらえる!

最近は、妊娠しても出産ギリギリまで働くという女性が増えていますが、基本的に「産前の6週間(42日)と産後の8週間(56日)あわせて98日」はいわゆる産休として、休むことが認められています。特に産後の6週間は、法律で必ず休まなければいけないと定められています。

ただし、休むことが認められていても、会社はその間、給料を支払うことを義務付けられていません。つまり、産休を取ったのはいいけれど、収入が途絶えてしまうこともあるわけです。

そこで産休中の給料を補ってくれるありがたい存在が「出産手当金」です。健康保険に入っていれば、支給日額を会社を休んだ日数分、受け取ることができます。

ちなみに、支給日額は、「支給開始日以前の継続した12ヶ月間の各月の標準報酬月額を平均した金額を30日で割り、その金額に2/3を掛けた金額」です。

仮に支給開始日以前の継続した12ヶ月間の各月の標準報酬月額が25万円だった場合、支給日額は、5,555円となります。産休を98日とると、「5,555円×98日分=約55万円」もらえます。出産予定日より出産が遅れた場合は支給額が多くなり、早まった場合は少なくなります。

産休に入る前に、会社から健康保険出産手当金支給申請書をもらっておきましょう。書類に記入し、出産後に病院から証明書を受け取り、健康保険組合に申請します。申請後、1〜2ヶ月後に指定の口座に振り込まれます。

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