仕事&マネー 知っているようで意外に知らない!?知っておきたい「金利」の基本

みなさん、こんにちは。ファイナンシャルプランナーの高山一恵です。毎日蒸し暑くなってきましたが、元気にお過ごしでしょうか?さて、新型コロナの収束の目処が立たず、先行き不透明な中、お金について真剣に考える人が増えています。預金をするにしても、投資をするにしても、お金を借りるにしても、ついてまわるのが「金利」です。今回は、知っているようで意外に知らない「金利」の基本についてお話します。

そもそも金利とは?

ほとんどの人は家を購入する時、金融機関から住宅ローンを借りて購入するでしょう。銀行から借りるわけですから、借りた人は、銀行に対して利息をつけてお金を返していきます。

一方、銀行に預金をする場合、私たちは銀行から(今は微々たるものですが)利息を受け取ります。銀行にお金を預けているのになぜ?と思った人も少なくないと思いますが、銀行にお金を預けることは、銀行にお金を貸していることになります。銀行は、多くのお客様からお金を集め、そのお金で株や土地を買ってさらにお金を増やしたり、企業にお金を貸して利息をつけたりして利益を出しています。ですから、利息をつけてでも多くの人に銀行にお金を預けてほしいわけです。

この利息を計算するための割合が「金利」です。金利は通常、1年間の利率(年利)で示されます。例えば、100万円を1年間借りて、103万円を返す場合には、金利は3%になります。

つまり、利息は「受け取れる金額」、金利は「利息を計算するための割合」となります。

利息の計算の仕方には、単利と複利がある

利息の計算方法には、「単利」と「複利」があります。「単利」と「複利」の違いをお話します。

100万円を3%の利回りの商品に預けた場合、1年後の利息は3万円になります(税金は考慮していません)。単利商品の場合には、その利息の3万円は引き出し、2年目も100万円で運用します。複利商品の場合には、その利息の3万円を100万円の元本に組み入れて、2年目は103万円で運用します。このように、複利の場合には、元本に利息を組み入れて運用するので、お金が増えるスピードが加速します。加えて、複利は長い時間をかけた方が効果を発揮します。

例えば、毎月3万円を利回り3%の商品で複利運用した場合、10年後、単利の場合は414万円、複利の場合は420万円になります。20年後は、単利の場合は937万円、複利の場合は987万円、30年後は、単利の場合は1,567万円、複利の場合は1,753万円と、長期で複利運用すればするほど、効果が大きくなります。

福利と単利、長期で見ると、差が歴然!

ですから、効率的にお金を増やしたいという場合には、複利の商品を選ぶようにしましょう。

1 2