仕事&マネー 公的年金を増やす3つのポイント!若い頃からの準備が大切

みなさん、こんにちは。ファイナンシャルプランナーの高山一恵です。東京オリンピックの日本選手の活躍が素晴らしく、連日感動しました!選手のみなさん、ありがとうございました。

さて、前回のコラムで「現在バイアス」のお話をしました。若い世代だと、老後のお金を準備しなくてはと思いつつ、まだ先のことだからと目の前の欲望を優先してしまう可能性が高いでしょう。とはいえ、人生100年時代を迎えた今、若い頃からの準備は大切です。そこで、今回は、今から心がけたい公的年金を増やす3つのポイントについてお話します。

老後の準備は今からすることが大切!

ポイント1: 会社員は、長く働いて年金を増やす

会社員の場合、加入している年金は「厚生年金」ですが、厚生年金に加入している場合は、長く働くことで、将来受給できる年金を増やすことができます。

なぜなら、個人事業主やフリーランスの方が加入する国民年金は、原則60歳までしか保険料を納めることができないのですが、厚生年金は70歳まで加入し保険料を払い続けることができるからです。

「長く働く分保険料を支払うのだから多くもらえるのは当たり前でしょ」という声が聞こえてきそうですが、公的年金は生涯にわたって受け取れるので、その効果は大きいでしょう。

では、長く働き続けるとどれくらい年金が増えるのか、見てみましょう。

そもそも厚生年金に加入している方が受け取る年金の金額は、厚生年金への加入期間と給料(標準報酬月額)に応じて納めた保険料とで決まります。

・老齢厚生年金額の計算式(2003年4月以降の加入分)

「平均標準報酬額(ボーナスを含めた平均の月収)×5.481/1000×保険料納付月数」

仮に、平均月収30万円で60歳から65歳まで働いた場合を見てみましょう。

30万円×5.481/1000×60ヶ月=9万8,658円

年間で約9万9,000円増えることになります。

仮に上記のケースで60歳から70歳まで働いた場合には、

30万円×5.481/1000×120ヶ月=19万7,316円

年間で約19万7,000円増えることになります。

※ただし、現状は、在職老齢年金制度により一定の収入を超えた場合には、65歳以降の年金が減額されることに注意。   

何歳まで働くかは個人の考え方やライフプランなどにより差があると思いますが、長く働き続けることで年金を増やすことができます。若いうちから健康の維持を気を付けたり、長く働き続けるスキルを身につけることも大切なことですね。

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