仕事&マネー 【貧困女子】奨学金返済と夜職沼…彼の妻からの攻撃に、心身を病む37歳の夏~その1~

女性誌『Suits WOMAN』で注目を集めた「貧困女子」。これは、普通の毎日を送っていたはずが、気がつけば“貧困”と言われる状態になってしまった女性たちのエピソードです 。

小川未菜さん(仮名・37歳)は、現在無職。半年間、うつ病の治療しつつ、貯金を食い潰しながら生活をしています。

「貯金はあと30万円。先日、生活保護の申請をしたら、門前払いされました。こんなに私が苦しいのに、どうして誰も助けてくれないんでしょう」

未菜さんは35歳までは、カツカツながらも普通の生活をしていたといいます。

「35歳のときに、雑貨の輸入をしている会社に転職しました。そこにいたのは、5歳年上の彼です。元水泳部のがっしりした体つきで、目力が強く、服のセンスも抜群で、ホントに素敵でした。私が先に好きになったのですが、後から結婚して子供がいることを知ったのです」

大人になってから久しぶりの恋は、諦める方向で終息させようとしたのですが……。

「会社の忘年会で席が隣同士になったんです。これも運命だと思って、『半年間、ずっと好きでした。奥さんがいるのも知っています。片想いしてもいいですか?』って聞いたら、ドキッとした顔をして『いいよ』って。その帰り道に、彼の方から誘ってきて、男女の関係になりました」

それまで、不倫なんてしたことがなかったし、不倫を憎んでいたと語る未菜さん。

「不倫なんて、不潔だし気持ち悪いし、そもそも自分が二番目の地位にいるなんて絶対にイヤ。そう思い込んでいたのは、恋愛感情に既婚も未婚も関係ないこと。それに、心から愛されるという、真実の愛を知らなかったからなんです」

彼は家庭をほったらかしにして、未菜さんにのめり込んでいった。

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