仕事&マネー 【貧困女子】多額の遺産を手にしても、5年で使い果たしてしまう…元コギャルの恨み節人生~その1~

とにかく居場所がなかった、と語る純子さん。家に帰れば、父親と彼女が夫婦同然の生活をしており、純子さんは異分子のように扱われたそう。純子さんは父親の彼女と同じ名門女子大付属中学校と高校に進学するも、友達ができなかったと言います。

「私は公立小学校出身で、レベルが低すぎて、いじめの対象にすらならなかったんです。そもそもみんな育ちがいいから、人をいじめるという思考にならない。成績もイマイチで、学校に居場所がなくて、よく渋谷に行っていました。でも、チーマーの仲間になれるほど、根性もコミュ力ないし、そこまで可愛くもない。渋谷系のサブカル女子になれるほど、知識もないし、好きなものもない。私はホントにフツーなんです。それなのに、父親が金持ちで、母親がいないから特別視される。もし、公立の中学校にいっていたら、こんなふうにはならなかったと思うんです。都立高校に進学し、テキトーな専門学校に行って、好きなことを仕事にして、28歳で結婚して、今頃3人くらい子供がいたんじゃないかな」

純子さんに「仕事をしたいほど好きなことって、なんですか?」と伺うと、ジュエリーデザイナーだと話します。

「キラキラしているかわいいものが大好きで、雑貨屋さんとかの店員さんをしながら、フツーのサラリーマンと結婚する人生がよかったんです。それなのに、父の彼女の強硬なすすめもあって、エスカレーターで女子大に進学させられた。なんとか家を出ようと思い、夜の仕事を探していたら、スカウトの男性に声をかけられて、性産業のお店の体験入店をさせられたんです。1時間やって、これは無理だと思って、すぐに辞めさせてもらいました」

普通のバイトでは、いつまでも自活できない。かといって、夜の仕事は心身への負担が大きいと感じたそう。

「早く社会人になって、フルタイムで働きたかった。でもそれは父親が反対する。悶々とするも、3年までは我慢しました。周りの友達は、裕福な家で親にひたすら愛されて育った“いい子”ばかり。真っすぐで素直で、優しいんです。毎日のちょっとした会話で、育ちの違いを痛感させられる。あるとき『こんな大学に通いたくない!』と思って、大学を中退してしまった。それが父親にバレ、逆鱗に触れて、殴る蹴るの暴行を加えられた。このとき、私はあばら骨を折ったのに、父の彼女は冷酷な笑い顔を浮かべながらその様子を見ていたんです。あの顔は忘れられません」

21歳から、遺産相続をする37歳まで、さまざまな仕事を経験した純子さん。結婚していたこともあるといいます。

「21歳で家を出て、20歳年上の彼と同棲していたのですが、彼が隠れ既婚者で、半年で別れました。そこから宝石の卸売り販売の会社に入りましたが、営業成績は常にビリ。私、人にものを売るのが苦手なんです。3年目の25歳のときに、その会社で知り合った30歳の男性と結婚し専業主婦になりましたが、相手がギャンブル依存症になってしまい5年で離婚。30歳からは、ボロアパートに住みながら、大手企業の派遣社員をしていました」

父親は言葉より先にこぶしが飛んできて、自己陶酔するかのように家族を殴り続けたという。

30歳のときに付き合った元サッカー選手の7歳年上の男性のせいで、純子さんは300万円以上の借金を作ってしまう……~その2~に続きます。

 

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