仕事&マネー 【貧困女子】元読者モデル、現在コンビニバイト、月収12万円 ~その2~

現在発売中の「SuitsWOMAN」で話題の貧困女子。これはメディアでよく取り上げられている、“家庭不和や健康問題などからの貧困女子”ではなく、“普通に会社員をやっていたのに、あるきっかけがあって人生が大きく変わり、気がついたら貧困状態になっていた”という女性たちにインタビュー。今回、登場している今成愛美さん(33歳)は、「私がダメになったのは、読者モデルになっていい気になり、人生を男任せにして、自分の意思がなかったこと」と言う。

読者モデルは華やかな印象があるけれど、実はとてもハードな世界。

「謝礼は1回2000~5000円程度。洋服もネイルも自前。撮影場所までの交通費も自己負担です。広告代理店や出版社の担当によっては、交通費をくれるときもありますが、ほぼ皆無。一度、千葉の御宿まで撮影に行って、往復の交通費が3000円かかったときは、“ナメられてんな……”と思い、ぶすっとした態度を取ってしまい、それから、その会社の撮影に呼ばれることは一切なくなってしまいました。まあ、年齢が32歳でリアルな肩書きが無職の女を誌面に載せませんよね。だって、有名企業勤務だったり、弁護士や医師など特別な資格を持った若い子がガンガン出ているんですから」

 

 月の収入が1万円以下になったとき、彼からもらった時計・カルティエのバロンブルーを売ってしまう。

「30万円で売れました。それがバレたことと、生活に余裕がなくイライラしていたら、彼も私の元から去って行ってしまって。それから本格的な貧困に陥りました。家賃も払えないし、美味しいものも食べられない。彼が去ったその翌日に、東京・駒沢公園のマンション(家賃10万円)を解約。困窮を訴え、特別に翌週に解約してもらいました。調理家電やルンバ、美容家具などの家財道具はヤフオクで売って10万円くらいになったかな。このお金が全財産でした。それと同時に礼金と敷金がなくても、OKな東京・砧公園の築43年のシャワー付きの木造アパートに住みかえ。家賃は4万5000円です。こんなにお金に困っているのに、世田谷区に住むことにこだわっているっ私っておかしいですよね。実家に帰ればいいのに」

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